【シドニー2018年1月4日PR Newswire=共同通信JBN】Sanya Serenity Coast(美しい海岸風景を持つ三亜)は2017年12月29日金曜日16時29分23秒(現地時間)にオーストラリア・ホバートのフィニッシュ・ラインを通過した。クリッパー・レースの11隻のヨットの中で最初にゴールインし、全体では40位だった。
Sanya Stopover Committee(三亜中継地委員会)を代表してツェンリン・スー三亜市副市長は、ウェンディ・タック氏とクルーを温かく祝福し、彼らの業績をたたえた。
これはウェンディ・タック氏にとって11回目のRolex Sydney Hobart Yacht Race(ロレックス・シドニー・ホバート・ヨットレース)だった。彼女は「これはまったく途方もないレースで、1つの失敗もできない。軽度な補修のとき、私たちはすべてのセールの上げ下げをした。クルーにとって厳しい経験だったが、彼らは1つも失敗を犯さなかった。私たちがうまくやれたのは全てクルーのおかげだ」と述べた。
28日木曜日深夜まで8位だったにもかかわらず、Sanya Serenity Coastは夜を徹して活動して勝利を確実にした。タック氏はホバートで「それは厳しかった。最後には条件がくるくる変わった。追い風では素晴らしいセーリングだったが、最後に、少し前面に抜け出せた。強い逆風はわれわれが得意としていたので、その中でわれわれはフリートに追いついた」と述べた。
クリッパー・レースのヨットの中でGarminが金曜日早朝(現地時間)にタスマン島に到達したとき、Sanya Serenity Coastは10マイル後方にいた。ラウル岬を回った後にGarminのリードを阻止したにもかかわらず、Sanya Serenity Coastが先頭を奪ったのはサウス・アームを回ったときで、シドニー・ホバートのベテラン、ウェンディ・タック氏は彼女のチームを勝利へと跳躍させた。
三亜市大使のシュオ・チャン氏は「今、われわれは2つのレースに勝ったことで私の夢がかなった。特にシドニー・ホバート・ヨットレースに勝つという夢が。11隻の中で8位に位置したときもあったが、われわれは諦めず、ラインオナーのために戦い、最後に勝利をものにした」と述べた。
もう1人の三亜市大使のシャオチャン・ハン氏はまだ結果に興奮しながら「ここに着くまでにわずか3日ほどかかるだけだ。それはまったく岸辺のレガッタのようなもので、トップ3の間にはわずかな時間の差しかない。それは容易ではない。われわれは前進を続けるだろう」と述べた。
Sanya Serenity Coastはレースで優勝したことにより、シドニーとホバートで三亜市の知名度を高めるのに貢献した。