【ジョホールバル(マレーシア)2018年1月4日PR Newswire=共同通信JBN】
*この慈善活動は中国の一帯一路構想を支援
マレーシアのジョホールバル郊外に住む女子児童アメリアさんは、新学期が始まるといままでとの違いを感じるだろう。裕福ではない家庭に生まれ育ったアメリアさんは思慮深く、学期の始まりごとに両親に新しい文房具を買ってくれとは決してせがまない。しかし、今学期の授業初日に学校に行けば、8歳の彼女をピカピカでお気に入りの通学カバンが待っている。中国の不動産デベロッパーCountry Gardenは、フォレストシティ(Forest City)プロジェクトの現場で「Back to School(バック・ツー・スクール)」キャンペーンを展開した。50人のボランティアが、7歳から12歳までの児童90人を近くのお店に連れて行き、新品の文房具を選ばせた。各児童には、通学カバン、文房具、学校制服、靴、靴下を含む約500元(約75米ドル)相当の必要な学用品が提供された 。
大きくなったら警察官になりたいと語る10歳の少年は「あまりゆとりのない父は、私に安い文房具を選ぶことが多かった。だけど今年は、初めて自分の好きなものを選んだ。Country Gardenに感謝している。このキャンペーンは非常にうれしい」と語った。
Country Garden Pacificviewの広報ディレクター、アーロン・ムナジャット氏は、フォレストシティ周辺に住む豊かではない家族がこのプロジェクトで地域を刺激する経済発展の恩恵を受けることを願うとともに、同社の中国人従業員が地元の人々とコミュニケーションをとり、地元文化に対する理解を深め、地域社会に一層溶け込めるよう働き掛ける、と述べた。
プロジェクトの建設開始以来、慈善事業を行っているフォレストシティは、地元の5つの小学校の建設および、2015年以降、学童に必要な資材と訓練を提供するために320万元(約48万米ドル)を寄付した。注目すべきは、今年フォレストシティが教員数人を採用し、これらの学校で中国語を3カ月間無料で教えさせたことである。これは学童が将来、競争力として役立つ中国文化の理解を支援するものだ。慈善事業は、ジョホールバルの地元住民の間で好評を博している。
またフォレストシティは、マレーシア工科大学(University of Technology、Malaysia、UTM)の恵まれない学生に、勉学完了支援のための資金援助を提供している。Country Gardenは、道路建設、海洋生態系保護、地元住民への技能訓練の提供、例年のSpring Festivalでの孤児および高齢者との交流、イスラム教の重要休日におけるイスラム教信仰を持つコミュニティーのメンバーへの挨拶状送付など周辺コミュニティーの発展にも積極的に関わっている。
中国外交学院(China Foreign Affairs University)のガオ・シャンタオ教授は「国家間の健全な関係を確立するカギは、国民間の親近感であり、これは主に中国の"一帯一路"構想の社会的基盤である相互理解に淵源する。国際市場に進出する中国企業が増えるに従い、常に友好的で慈善的な概念を取り入れている中国の伝統文化は、同構想対象国の一部となっている。中国の不動産デベロッパーであり世界のトップ500企業の1社であるCountry Garden Holdingsが、中国企業200社をマレーシアにおける国際協力プロジェクトに従事させる一方で、多くの公益イベントを立ち上げた企業の後に続いてマレーシア国民の間の賛同を得たことは喜ばしい。同社の慈善活動は、中国とマレーシアの人々の相互理解を促進し、中国の国家イメージを向上させるため、一帯一路構想にとり非常に重要である」と語った。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180102/2023600-1
ソース:Country Garden Forest City