【香港2017年12月20日PR Newswire=共同通信JBN】香港航空(Hong Kong Airlines)は12月18日、ロサンゼルスへの第1便を就航させ、今年開設した毎日1便のバンクーバー線に続き、拡大しつつある北米でのプレゼンスをさらに強化した。ロサンゼルスは同社の米国本土で最初の就航地となり、2018年にはサンフランシスコおよびニューヨークへの就航を予定している。
満席のHX068便の出発に先立ち、香港航空は新路線の正式就航を記念する祝賀イベントを香港国際空港で開催し、チャン・ファン香港特別行政区運輸・住宅局局長が司会を務めた。
香港航空の新路線は、乗客体験を向上するためにデザインされたさまざまな現代的アメニティを備えたエアバスA350型機で運航する。このアメニティには、最初の15分間が全乗客に無料で提供される機内Wifi、最新の映画やテレビ番組を含む100以上のエンターテインメント・コンテンツを収める拡張カタログを誇る新しい機内エンターテインメントシステム、およびCNN、BBC World Newsならびに Sport24のライブ放送が含まれる。
HX068便の開設は、米国都市へのA350型機の導入を記念するものでもある。A350型機は既に3機が納入済みでさらに18機が発注済みであり、香港航空の長距離用フリートの主力機となる。
香港航空のタン・キン・シン副会長は「ロサンゼルスへの新路線の開設は、地域航空会社から世界的航空会社への当社の転換における新たな1歩を象徴する。レジャーおよびビジネス旅行のいずれにも人気の目的地であるロサンゼルスは、米国で最も重要な経済的原動力の1つでもある。ロサンゼルスへの飛行でさらに多くの旅行選択肢を顧客に提供することができて嬉しい」と語った。
一方、香港航空の最初の香港-ロサンゼルス便の乗客は、陶器・グラスウェアおよびカトラリーから成る新たなデザインの食器シリーズで食事をする最初の乗客でもある。
香港航空は、香港独特の伝統と文化を表現するビジネスクラス専用食器の新たなセレクションを開発するため、受賞歴を持つ地元の家庭用品デザインブランドJIA Inc.(以下「JIA」)および機内体験に関する専門企業CLIPと提携した。
複数の国際的デザイナーと協力し、JIAは伝統的な中国の食習慣に現代的な利用しやすさを取り入れようとしている。その中で東洋と西洋の両要素の融合であるデザインを通じて新たな解釈を創りだしている。
JIAの創業者であるクリストファーとケイ・リン夫妻は「香港航空の新しい食器は、香港航空のロゴに使用され香港区章の花でもあるバウヒニア・ブラケアナ(バウヒニアの花)にインスピレーションを得たものだ」とし、「たとえば、ボウルとアペタイザー皿はバウヒニアの花びらをかたどったもので、赤いバター皿のデザインは種の形に着想を得た」と述べた。
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ソース:Hong Kong Airlines Limited