【上海2017年12月6日PR Newswire=共同通信JBN】年末のショッピングシーズンが近い。2017年のReport on Chinese Tourists Global Spending(中国観光客海外支出報告)によると、中国観光客の支出面の関心は商品の価格から品質やサービスに移っている。
こうした新しい傾向に応えて銀聯国際(UnionPay International)は5日、「UnionPay(銀聯)Global Shopping Fiesta」の開始を発表した。24カ国・地域の約1万店の小売店とケータリング業者拠点と協力し、UnionPay(銀聯)カード保有者に特別優待サービスを提供する。割引の大半はこれら業者での最高水準である。業者の30%は、銀聯国際(UnionPay International)の国境をまたいだマーケティングプラットフォームのU Planに加わっている。
現時点から2018年1月31日まで、24カ国・地域の人気加盟店がUnionPay(銀聯)カード保有者に特別に最高30%の割引を実施する。キャンペーンに参加する加盟店は、多数の代表的ショッピングセンターやアウトレット、免税店、ミシュラン星付きレストランを含む世界的な有名店である。
加盟店の中では3000店以上がU Planに参加している。顧客は銀聯国際(UnionPay International)のアプリからU Planのeクーポンを入手できる。また海外旅行の際に、Ctripのようなオンライン・トラベル・エージェント(OTA)経由やDianping.com利用で航空券とホテルを予約する時に、携帯電話でeクーポンを受け取れる。カード保有者はeクーポンを見せて、UnionPay(銀聯)カードで支払うことで、最大の割引を享受できる。
UnionPay(銀聯)モバイルQuickPassで支払いたいカード保有者にも割引が適用される。今年第3・四半期時点でUnionPay(銀聯)モバイルQuickPassは、中国本土外の10カ国・地域以上の60万台を越えるPOS端末で受け付けられている。
この数年間にUnionPay(銀聯)の受け入れネットワークは中国本土外で拡大している。旅行客は免税店やホテル、デパート、スーパーマーケット、レストランでUnionPay(銀聯)のシンボルマークを見かけるだろう。
UnionPay(銀聯)は10月末時点で、中国本土外の2200万を超える店舗が受け入れている。中国観光客がよく訪れる約100カ所の商業地区では、UnionPay(銀聯)の受け入れ率が80%以上だ。さらにUnionPay(銀聯)サービスはカード保有者の旅行全体をカバーする。UnionPay(銀聯)オンラインペイメントは国際航空会社、有名ホテルグループ、OTAの40社以上の公式ホームページで利用できる。カード保有者は38カ国・地域の30万店強の加盟店で買い物をした後、UnionPay(銀聯)カードで税金の払い戻しを請求することも可能だ。