【北京2017年11月2日PR Newswire=共同通信JBN】中国最大のハウスシェアリング・プラットフォームであるXiaozhu.comは、最新の資金調達ラウンドで1億2000万ドルを調達、ユニコーン新興企業となったと発表した。
今回の資金調達ラウンドは、Yunfeng Capitalが幹事社として主導。2010年初めに設立されたYunfeng Capitalは、アリババ会長のジャック・マー氏とTarget Media創業者のユー・フェン氏の名前にちなんで命名された。Joy Capital、Morningside Ventures、Capital Todayなど既存の投資家も参加した。TH Capitalが独占的なファイナンシャル・アドバイザーである。
Xiaozhu(小猪)は、中国のオンライン・ハウスシェアリング業界が激変期に入った2017年に創立5年目を迎えた。2016年の前回の資金調達以来、Xiaozhuは急速に成長し、市場シェア、サービスシステム、その他の分野で絶対的なリーダーとなっている。
Xiaozhuのケルビン・チェン・チー共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は「5年にわたる探求を経て、Xiaozhuは中国におけるハウスシェアリングのビジネスモデルを開拓し、クリーニングおよび写真サービスからなるサービスシステム全体を構築することにより、基礎から新たなバイラテラル市場を創出した。最大の市場シェアを持つXiaozhu.comは、今後も製品のアップグレードでトップを維持し続ける方針だ」と語った。
ハウスシェアリングは西欧諸国で最初に開発され、大いに発展した。しかしながら、海外のハウスシェアリング企業が中国で発展するのはこれまで容易ではなかった。ケルビン氏は「国内市場への使命感とコミットメントを持つ地元の企業だけが、中国市場でリーダーシップを取るチャンスをつかむことができる」と付け加えた。
Yunfeng Capitalのマネジングディレクター、リー・ナー氏がこの資金調達ラウンドを統括した。同氏は「Airbnbのビジネスモデルから離れて、Xiaozhuは中国で発展すべきハウスシェアリングの実証された成功モデルを開発した。Yunfeng Capitalは、Xiaozhuが急速に成長し、中国の宿泊施設業界のアップグレードと変革を推進し、より多くのユーザーにより快適な宿泊体験を提供するのを目撃し、そして支援するのを楽しみにしている」と述べた。
Joy Capitalの創業パートナー、リー・シャオ氏は「Joy Capitalはシェアリング経済について極めて楽観的である。いまや市場全体が急速に成熟しているため、われわれはXiaozhuが今後もハウスシェアリング業界を引き続きリードしていくと信じている」と語った。
Morningside Venturesのパートナー、チェン・ユー氏は、Xiaozhuのチームはこの市場を根底から開拓し、ユーザーのための価値を創出するために、見たところゆっくりではあるが正しい道をたどっているとし、Morningside Venturesはこの市場とXiaozhuのビジネスモデルに大きなチャンスがあると固く信じていると主張した。
Capital Today社長のシュー・シン氏は「われわれはシェアリング経済を信じて、3年前にXiaozhuに投資し、春が来るのを待ちわびていた。そして今、春が来たのだ」と語った。
2012年に創設されたXiaozhuは現在、中国国内および国外の400以上のデスティネーションのリストを持っている。ハウスシェアリングが普及するに従い、そのセキュリティーに人々の注目が集まっている。ケルビン氏は「Xiaozhuは、ハウスシェアリングのセキュリティーをさらに強化し、業界全体向けの持続可能なプラットフォーム・エコシステムを構築するテクノロジーを導入するためにさらに多くのリソースに投資するつもりだ」と述べた。
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ソース:Xiaozhu.com