【北京2017年11月1日PR Newswire=共同通信JBN】SAEの2017年パワートレーン、燃料潤滑油国際会議(International Powertrains, Fuels & Lubricants Meeting、PF&L)は10月16日から19日にかけて、20カ国以上の642人が参加して北京国家会議センターで行われた。
年1回のPF&Lは1933年以来、パワートレーン、燃料、潤滑油に関し各国で巡回開催されている著名な技術会議である。会議の議長を務めた精華大学自動車の安全と省エネルギー国家試験所の帥石金教授、バーミンガム大学(英国)の徐宏明教授、アルゴンヌ国立研究所(米国)のトマス・ウォルナー氏、アブデュラ王立工科大学(サウジアラビア)のベンクト・ヨハンソン教授、および業界専門家10人以上の強力なサポートを受けた2017年PF&Lは、2008年以来の中国開催である。
中国工程院(CAE)会員でFAW副技師長の李駿博士、ハンブルクのシェル・テクノロジーセンター副社長スティーブ・ブライス博士、カミンズ副社長のウェイン・エカール博士、サウジアラムコ最高技術責任者(CTO)のアーマド・コワイター氏、Ricardo最高技術革新責任者のネビル・ジャクソン氏がそれぞれ「Technology Development Analysis on Low Carbon for Power of Heavy Duty Commercial Vehicle in China(中国ヘビーデューティー商用車向け動力用低酸素の技術開発分析)」「Powering Progress Together - Innovation through Collaboration(ともに動力を発展-協力を通じた革新)」「Future Cummins Powertrains and Implications for Future Fuels and Lubricants Systems(カミンズの将来のパワートレーンと将来の燃料&潤滑油システムが意味するもの)」「Overview of Global Transportation Fuel Supply(世界的な輸送燃料供給の概観)」「Trend of Future Automotive Engine Technology(将来の自動車エンジン技術の傾向)」と題して基調講演を行った。
2つの特別セッション-「China 6 Light-Duty PN Regulation(中国の6軽量PN規制)」に関する会合と「Clean Fuels for Future High Efficiency Engines(将来の高効率エンジン用のクリーン燃料)」がテーマのシンポジウム-があり、中国環境保護省(MEP)と欧州委員会(EC)の専門家、Kunlun Lubricant(崑崙潤滑剤会社)、Sinopec(中国石油化工)、サウジアラムコ、シェル、Afton、ルーブリゾール、シェブロン、コーニング、BASFなど石油化学・素材の大手、さらに自動車業界、大学の第一人者が規制と政策、パワートレーン技術の進路、クリーン燃料、先進エンジン技術、その他について講演を行った。
パワートレーン、燃料、潤滑油に関する論文245点が公表された。2018年のPF&Lはドイツのハイデルブルクで9月17-19日に開催される。論文提出期限は2018年2月12日。
SAE International(SAEインターナショナル)は、技術専門家の最高の知識源になることを目指す世界的組織である。12万7000人を超える技術者、専門家を結びつけて、広範な業界全体の知識と専門技術を推進する。SAE Internationalは、モビリティー技術専門家のための生涯学習奨励と業界技術基準の設定という2つの優先事項に従って行動している。
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