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Enea OSE、5G無線基地局に採用決定

Enea
2017-10-26 07:00 1775

Enea OSEの導入により、5Gベースバンド処理におけるスループットの向上とレイテンシ低下が可能に

【ストックホルム(スウェーデン)2017年10月26日PR Newswire】

ネットワーク・ソフトウェア・プラットフォームおよび世界クラスのサービスを提供するグローバル・サプライヤであるEnea®(Nasdaq Stockholm: ENEA)は本日、アジアのティア1テレコム機器メーカーにより、64ビット版Enea OSEマルチコア・オペレーティング・システムが5G無線基地局向けに採用されたことを発表しました。

今回Enea OSEが選定されたのは、マルチコア・プロセッサにおいて高スループットと低レイテンシを高いレベルで実現できることが主な理由です。Enea OSEは、多数コアCPU上において、コア数に正比例したパフォーマンスを発揮できる同社独自の設計となっているため、開発者はユーザー・アプリケーション設計での自由度を確保しながら、高スループットを手にすることができます。

5Gネットワークでは、アクセス・システムは、より高い帯域を処理しつつ、レイテンシの大幅な低下を実現し、膨大な接続密度に対応することが求められています。Enea OSEは、将来のレイヤースプリットにも柔軟に対応できる共通プラットフォームとしての性質も持っているため、設計者は安心して採用することができます。

Eneaの製品管理担当シニア・バイスプレジデントKarl Mornerは、次のように述べています。「世界の大手テレコム機器メーカーは、現在商用グレードのテクノロジーを用いて4.5G/5GのRANの開発をすすめています。今後予想される発展性への対応を考慮すると、高パフォーマンスと移植性の両方が必要となります。これこそ、Enea OSEが最も得意とするところなのです。」

Enea OSEは、世界中の無線基地局で最も広く導入されている商用オペレーティング・システムです。力強く優れたパフォーマンスを発揮するリアルタイム・オペレーティング・システムとして、テレコムやネットワーキングのマルチコア・プロセッサ向けに最適化されています。専用ハードウェアにスタンドアロンでデプロイするほか、AMPソリューションでLinuxとの併用や仮想環境のゲスト・オペレーティング・システムとしての利用も可能です。

参照URL

Enea OSE: https://www.enea.com/products/operating-systems/enea-ose/

Enea OSE for 5G: https://www.enea.com/globalassets/downloads/operating-systems/enea-  ose/enea-lte-5g-enodeb-solutions-overview2.pdf

Eneaについて

Eneaは、特にネットワーク・エッジにおけるコストと複雑性の軽減に重点を置き、インターネットでつながる社会を支えるソフトウェア基盤を開発しています。主に、オープンソース・ベースのNFVIソフトウェア・プラットフォーム、組込みDPIソフトウェア、Linux、リアルタイム・オペレーティング・システム、プロフェッショナル・サービスを提供しています。様々なソリューション・ベンダー、システム・インテグレータ、サービス・プロバイダがEneaを活用し、新たなネットワーキング製品・サービス開発の迅速化、品質向上、低コスト化を実現しています。Eneaのテクノロジーは、世界中の30億以上の人々に日々利用されています。Eneaは、Nasdaq Stockholmに上場しています。詳細については、次をご参照ください。www.enea.com

Enea(R)、Enea OSE(R)、Netbricks(R)、Polyhedra(R)、Enea(R) Elementは、 Enea AB およびその子会社の登録商標です。Enea OSE(R)ck、Polyhedra(R) Lite、Enea(R) ElementCenter、Enea(R) On-device Management、Enea(R) NFV Core、Enea(R) NFV Accessは、Enea ABまたはその子会社の商標です。その他、記載されている会社名、製品名、およびサービス名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。All rights reserved.  (C) Enea AB 2017.

ソース: Enea
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