【上海2017年10月11日PR Newswire=共同通信JBN】今年は国慶節が中秋節と重なり、8日間のゴールデンウィークになった。10月1日から8日まで、UnionPay(銀聯)ネットワーク経由の取引額は新記録の1兆3700億元になり、取引件数は7億2800万件に達した。前年比ではそれぞれ36.2%、11.7%の伸びである。
中国商務省によると、このゴールデンウィーク期間中、国内小売店、飲食店の1日当たり消費額は前年比10.7%、UnionPay(銀聯)ネットワーク経由の1日当たり消費件数は15%増加した。
特に、通常より長い休日が中国人の旅行熱を押し上げた。交通(航空機、鉄道、高速道路)に関するUnionPay(銀聯)の1日当たり取引件数は前年比52%伸びた。UnionPay(銀聯)が国内に「スマート交通(Smart Transportation)」を構築したため、カード保有者はバスや地下鉄、航空機の利用もモバイルフォンによる決済が可能になった。
宿泊、飲食、ショッピングの取引件数は最速で増加し、1日当たり取引件数はホテルとホステルで37%、飲食店で22%それぞれ増加した。
UnionPay(銀聯)の革新的な決済サービスが急速に普及したため、消費者体験が大幅に向上している。UnionPay(銀聯)モバイルQuickPassの1日当たり取引件数と取引額はそれぞれ19% と214%伸びている。また、今年初めに導入されたUnionPay(銀聯)のQRコード決済は件数、額のいずれも急成長しており、今回のゴールデンウィークはメーデー休日と比べてともに50倍以上の伸びを示した。
UnionPay(銀聯)はまた、中国の観光客が海外で利用を望む決済方法である。中国本土以外のUnionPay(銀聯)取引は新たな特徴を見せた。第1に、中国人の旅行先が増え、多くが自由で自立的な旅行を好み、アラブ首長国連邦(UAE)、スリランカ、モロッコ、イスラエルなどが好まれるようになった。第2に、モバイルQuickPassで代表されるUnionPay(銀聯)の革新的な決済製品が観光客の間で人気を得ており、例えばシンガポールとオーストラリアのモバイルQuickPass取引件数はほぼ5倍増加した。第3に、自由で自立的な観光客はより多彩で地元特有の体験を求めており、その結果、ますます多くの店舗が中国人観光客を引き付けようとして、UnionPay(銀聯)を受け入れるようになった。レストラン、スーパーマーケット、景勝地のUnionPay(銀聯)取引額は大幅に伸びている。
ソース:UnionPay International