【仁川(韓国)2017年9月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*世界11カ国の港町から48大学と3機関が参加
*ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授よる基調講演の後、仁川大学校(INU)が名誉学位を授与
仁川大学校(仁川大学、INU)は19日、松島のキャンパスで第1回「Port-city Universities Summit(みなとまち大学サミット、PUS)」を主催し、世界11カ国から48大学と3機関が一堂に会した。
INUはアイデアと意見交換を進めるため、世界中の港湾都市に所在する大学間を結ぶグローバルなネットワーク構築を目指している。このイニシアチブは、INUが仁川市を真にグローバルな港湾都市となるよう支援する努力の一環である。
ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授はPUSで「スマート、コネクテッド製品」について基調講演を行い、これに続き港湾都市の競争力と世界の港湾沿いに所在する関係機関の役割に関する掘り下げた討議が行われた。
最初の円卓会議は「インダストリー4.0の時代における大学の役割」について行われ、チョ・ドンスンINU総長、ラスアルハイマのアメリカン大学長ハッサン・H・アルアルキム教授、中国・南開大学副学長のヤン・チュンフア教授が主導した。
これに続くセッションは「港湾および港湾都市開発に関する大学の役割」に焦点を合わせて行われ、横浜国立大学の長谷部勇一学長、ミャンマー海洋大学のミャット・ルウィン学長、国立台湾海洋大学のチャン・チンフォン学長が講演した。
最後のセッションは「港湾開発と国際協力に関する最優良事例」について行われ、ラスアルハイマ港湾グループ・ゼネラルマネジャーのクリフ・ブランド氏、ASEAN大学ネットワークの副エクゼクティブ・ディレクターであるチョルティス・ディラティティ氏、バナーラス・ヒンズー大学のラマシュレイ・プラサド・シン学長が参加した。
第1回PUSを主催したチョ教授は「インダストリー4.0の時代の到来に伴う変化に間違いなく対応するため、企業はコンバージェンスの能力を備えた人材を求めている。私は、港湾都市大学ではコンバージェンスに関する複数の要素が起きており、その戦略的な立地により見たこともない統合とコンバージェンスを吸収し、イノベーションを開始できると確信している。PUSが大学間の協力とさまざまな問題を解く上で複数大学間の協力や協調的努力のために道を開くと期待している」と語った。
INUはサミット開催中、ポーター教授に名誉学位を授与した。
▽仁川大学校(INU)について
INUは仁川国際空港に近い松島の中央部に位置している。仁川国際空港はIT、BT、NT等の最先端施設を持つ国際的ビジネスハブである。INUは地理的特徴と地域の特殊性に準拠し、国際貿易、物流、応用技術コンバージェンス、BNTベースのライフサイエンス、都市学、中国学ベースの地元人文分野に専念している。
INUは世界12カ国の15大学で構成されている国際みなとまち大学リーグ(Port-city Universities League、PUL)のメンバーである。
▽メディア問い合わせ先
Incheon National University
Jihee Sung
E) jhsung@inu.ac.kr
D) +82-(0)32-835-9574