【泰州(中国)2017年9月5日PR Newswire=共同通信JBN】Jolywood (Taizhou) Solar Technology Co. Ltd(以下Jolywood)は、インドの再生可能エネルギー開発企業のACME Clean-tech Solutions Private Limited(以下ACME)に6.775MW容量のN型高能率単結晶太陽電池を供給する契約を結んだ。これはインドにおけるN型両面ソーラー製品の初の大規模利用であるとともに、Jolywoodにとって事業拡大への素晴らしい一里塚となる。Jolywood Groupのリン・ジアンウェイ会長、Jolywood Solarゼネラルマネジャーのリュー・ヨン氏、ACMEのアンクル最高科学責任者(CSO)が契約調印式に出席した。
契約によると、Jolywoodは370ワット効率のN型両面単結晶透明モジュールを72セル提供する。インドがN型両面ソーラー製品をこれほど大規模に保有するのは初めてで、通常の太陽光発電(PV)製品と比較してより大きな投資利回りをもたらすことができる。
インドは中国のPV企業にとって、最も人気のある海外市場の1つになっている。インド市場は、地勢的な優位と豊富な太陽熱放射リソースを持ち、太陽光を含めて再生可能エネルギーにとって大きな機会がある。
インドのモディ首相は1億人を超える地方住民の電力需要に対応するため、2022年までに100GWのソーラー設置実現に関する大まかな提案をしている。今回の計画は、インドのPV産業の成長にとって重要な触媒になりうる。
国際エネルギー機関(IEA)は、インド市場の電力需要の年間成長率が5%になり、これは2040年までに3倍の電力システムが必要であることを意味すると報告した。モディ首相は、ソーラーエネルギーがインドにおける電力消費問題の主要な解決策になるとの確信を示し、首相就任後に意欲的な太陽光発電計画を発表した。
アンクル氏は「N型両面製品は20%以上の発電利得の付加をもたらし、ソーラープラントの内部収益率(IRR)を大いに高めることができる。それは均等化発電原価(LCOE)を低減するとともに、インドの電気不足に対応できる全く新しい解決法になりうる。真に試す価値があり、Jolywoodが今回の第1の選択肢となったのはそのためだ」と語った。
リュー・ヨン氏は「ACMEとの協力関係は、インド市場における当社の最初の1歩にすぎない。両面発電、ゼロLID(光誘起劣化)、より低い作動温度などの機能を備えるJolywoodのN型製品は、インドのような高温環境では非常に競争力がある。われわれは、当社製品がそれぞれのソーラープラントに10%かそれ以上の付加電力をもたらし、LCOEを低減するともに、より高いIRRを投資家にもたらすことができると信じている。われわれはN型製品の利用を拡大し、LCOEを低減して投資家により大きなIRRをもたらすだけでなく、インド市場に手頃な電力を供給するため、ACMEとの協力をさらに進めたいと願っている」と語った。
アンクル氏はまた、将来の協力に確信と期待を持って、両社が発電プラント開発に補完的な利点を持っていること示した。
ソース:Jolywood (TaiZhou) Solar Technology Co. Ltd.