2017年7月11日、中国上海:先週金曜日(2017年7月7日)ディズニー中国とNetEaseグループが上海で戦略的協力を展開していくことを宣言しました。これにより、NetEaseマンガはマーベルコミックの電子版を掲載する公式プラットホームとなり、第一弾として《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》、《スーパースパイダーマン》、《キャプテン・アメリカ》などのマーベルコミック12作品を掲載しました。同時にマーベルとNetEaseは、世界中のコミックファンのために時代を表す中国ヒーローを、国内のマーベルスーパーヒーローコミックに登場させると宣言しました。
国内初となるネット掲載のマーベルコミックス NetEaseマンガ版権との再協力を約束する
NetEaseマンガは有名な作品とのシステムを構築することに力を注いでおり、第一弾として《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》、《アメージングスパイダーマン》、《キャプテン・アメリカ》などの公式マーベル12作品が掲載されました。これは、国内でのアメリカコミック版権掲載に関する里程標となり、NetEaseマンガが現有の版権掲載において一歩進んだ存在になったことを意味しています。双方は版権を守りつつ、互いの普及と開発などの各分野において協力して活動していくことを約束しています。
第一弾としてNetEaseマンガに掲載された漫画:
《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》
《アメージングスパイダーマン》
《アベンジャーズ》
《ドクターストレンジとエンシェトワン》
《キャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース》
《シビル・ウォーⅡ:オース》
《シビル・ウォーⅡ》
《シビル・ウォー》
《アイアインマン:鋼の戦士》
《インヒューマンズ:カルナック》
《アンカニー・インヒューマンズ》
《インヒューマンズ》(アメリカコミックおもて表紙イラスト)
国内スーパーヒーローを構築するために連携するマーベルヒーローシステムの多様化
マーベルコミックはアメリカコミックの巨頭として、世界的な作品を生み出してきました。キャプテン・アメリカ、スパイダーマン、アイアインマンなどの様々なタイプのスーパーヒーローからアベンジャーズのような作風まで、マーベルコミックは常にオリジナリティーを発揮し続けてきました。今回のマーベルとNetEaseマンガが協力して新しい国内のヒーローを構築する計画は、中国コミック界における飛躍的な一歩といえます。
今回協力掲載するコミックは"マーベル要素"を土台として、現代中国の要素を取り込んだものとなっています。現在この作品は国内の漫画家である棍記とKeng、そして劇作家の水珠、周烈焚などにより制作されています。
マーベルブランドは設立以来中国のファンの支持と関心を集めてきました。マーベル映画の今期の興行収入は80億元を超えており、国際市場トップの座を守っています。ブランドの知名度と好感度は絶えず上昇しており、その影響力はコンシューマ製品、出版、デジタル娯楽などの分野にも及んでいます。マーベル作品の販売額は3年連続で55%増加しています。またマーベル・シネマティック・ユニバースの映画は国内の動画サイトで提供され、その視聴収益はすでに13億元に到達しています。
マーベルがNetEaseマンガと協力してオリジナル中国ヒーローを作り出し、本土にその豊富なヒーローシステムを導入することで、マーベル世界の多様化が促されといえます。そして、NetEaseマンガは協力過程でマーベルの円熟したIP運用の経験を吸収できたので、良質のコミックを提供していく運営方法を更に向上させ、これからも国内のオリジナル漫画を普及発展させ、質の高い作品を作り出していくことでしょう。
双方は版権協力とコミックヒーロー作品を協力して制作する以外に、市場拡大においても協力しています。NetEaseマンガのバックにあるNetEaseグループの豊富なインターネット資源とマーベルのバックにいる強大なディズニー娯楽媒体の資源を整理統合し、ゲーム、映画、テレビ、文学などの作品形態との協力関係を深めています。共同で良質のIP作品制作、開発、プロモーションを行い、国内の二次元業界の循環と発展にも貢献しています。