【メルボルン(オーストラリア)2017年6月6日PR Newswire=共同通信JBN】プロテニス世界9位の錦織圭が全豪オープンテニス2018の日本でのプロモーションをリードし、アジア太平洋地域における同大会の人気と成長に一層拍車を掛ける。
日本首位で、日本で最も著名なスポーツ・アイコンの1人である錦織は、テニスのグランドスラム(4大大会)のうち世界から前例のない観客数を集め、日本で最も注目され、日本からの観客が最も多い大会のプロモーションを継続する契約に署名した。
テニスは近年、日本で最も人気のあるスポーツの一つに選ばれてきた。錦織が男子シングルスで世界トップ10入りしたことが大きく貢献したと認識されている。
Tennis Australia(豪州テニス協会)の最高経営責任者(CEO)で全豪オープンの大会ディレクターであるクレイグ・タイリー氏は「われわれはケイ(錦織)をテニス選手として、また個人として大変尊敬している。彼は世界的にテニスにとっての驚異的な資産である。彼と連携してオーストラリアと日本の両方でイベントや試合のプロモーションにあたることは名誉なことだ。彼は、彼の家族、日本、およびテニスにとり誇りである」と語った。
錦織の全豪オープン(AO)2018への深い関与は、近年、飛躍的成長を遂げたメルボルンを本拠とするイベントであるAOでの強い日本色をさらに強め、同地域でのファンのお気に入りとしての地位を強化する。
▽AO2017での例
*日本は放送視聴者ベースでAOの最大の海外市場であり、視聴時間は1億時間に達する(そして、毎年上位3国に入っている)
*AOで錦織圭選手の出場する試合のNHKでの視聴率は最高で27%、平均では20%超
*AOのニュースだけのカバーの視聴者は世界最大(視聴時間は1000万時間超)
*公式ウエブサイトausopen.com(http://ausopen.com/)の都市別ユニークビジター数では東京が2位。日本でNHK(地上波)、WOWOW(有料TV)、スポナビライブ(OTT)、ausopen.com(http://ausopen.com/)(オンライン)の4つの異なるプラットフォームが試合の中継を行っているのはグランドスラムの中ではAOだけ
*グランドスラム1回戦では、AOメインドローの全411試合すべてがライブでストリーミング配信された
*別の1回戦では、ジュニア、車いす、レジェンドの全200超の試合すべてもライブでストリーミング配信された
全豪オープン2017では、オーストラリアとニュージーランド以外では、日本からの観客数が世界で最も多く、日本は国際的プロモーションのためのトップ市場の1つである。
昨年、旅行業者、メディア、パートナー向けのAO2017ローンチが日本で初めて開催され、さらなるリソースが日本での通年のプロモーションや関係構築に充てられてきた。
AO2017には日本から35選手が参加した。選手数はアジアでは最大で、世界的には米国、ロシア、フランスに続く。
全豪オープンの主催者は、大成功だった今年の大会の上にさらに実績を積み上げることを期待している。今年はロジャー・フェデラー対ラファエル・ナダルの男子シングルス決勝戦が史上最大の注目を集め、14日間の入場者は72万8000人と過去最高を記録した。
2018年大会への計画は現在、進められており、以下の様々な取り組みが来年1月に向け進行中:
*エンターテインメント提供の拡大
*グランドスラム・オーバルでの特別な日本をテーマとした活動
*旅行業者経由、直接購入のいずれでも利用可能な、外国観光客向けの提供の増加
*日本語での放送およびデジタルコンテンツの増加
*錦織を中心に据え、日本人ファン向けに特別に企画された日本語AOコンテンツの開発
タイリー氏は「われわれは、日本の視聴者が全豪オープンにチャンネルを合わせ、飛行機に乗って試合を観戦しにやって来るとともに、メルボルンの素晴らしい気候やメルボルンとオーストラリアが提供すべき他の多くのアトラクションを楽しむようになるためには、さらに何が必要かを知りたい」と述べた。
ソース:Australian Open