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オークランド、最大級の日本のニュージーランド訪問団と商談へ

Auckland Tourism, Events & Economic Development (ATEED)
2017-04-28 09:12 2486

【オークランド(ニュージーランド)2017年4月28日PR Newswire=共同通信JBN】

日本の財界指導者によるハイレベル訪問団が、意欲的なオークランド企業に主要な貿易パートナーとのより緊密な経済関係を構築する絶好の機会を提供

Auckland at sunset
Auckland at sunset

関西経済連合会(関経連)の120人強の訪問団が、4月27日から5月1日までの日程でオークランドを訪れ、2万8000人が参加するワールドマスターズゲームズ2017の最終数日間を体験するとともに、新たなビジネスチャンスを探る。

関西地区はワールドマスターズゲームズ2021の開催地となっており、1985年にこの大会が始まって以来初のアジア開催となる。訪問団は、日本の大会スポンサー企業、関西地元のスポーツチーム・クラブで構成され、主な競技・観光推進・地域経済発展の効果的な活用についてオークランドの経験に学びたいとしている。

オークランドの経済発展専門機関でありワールドマスターズゲームズ2017を統括するAuckland Tourism, Events and Economic Development(ATEED、オークランド観光・イベント・経済開発)は、日本ニュージーランド経済委員会(Japan New Zealand Business Council)と連携して4月30日、精力的な訪問団の大部分をホストする。

これにより、オークランドの企業が日本の大手企業の経営トップとネットワークを持ち連携することが可能となろう。これら日本企業には、大林組、岩谷産業、レンゴー、住友電気工業、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、丸一鋼管、日立造船、ダイキン工業、コクヨなどが含まれる。

日本ニュージーランド経済委員会のイアン・ケネディー委員長は「ニュージーランドと同様、日本のスポーツへの関心は高く、ワールドマスターズゲームズ2017との関連で、スポーツは個人的なビジネス関係を構築するのに最良のプラットフォームである。これは日本第2の経済圏のリーダーらと面識を持つ好機だ」と語った。

ケネディ委員長はさらに「従来の貿易関係は、ニュージーランドは1次産品を輸出し、日本から自動車や電気製品を輸入するというものだった。昨今ニュージーランドでもクリエーティブで知識集中型のビジネスが盛んになりつつあり、日本との新たな可能性を模索するチャンスが出てきた。日本企業はまず国内市場を対象としその後輸出してきたが、今日のグローバル経済において企業は、とりわけ金融業界では投資機会を求めている」と述べた。

日本はニュージーランドの第5位の輸出先であり輸出高は38億8000万ドル、2国間貿易の総額は72億3000万ドルである。輸出上位10品目のうち50%以上を食品・飲料品が占める。

ATEEDはオークランドの成長ストーリーを訪問団に紹介する。ATEEDのビジネス・革新・スキル担当ゼネラルマネジャーであるパトリック・マクベイ氏は「オークランドは活気に満ち革新的な生態系を持つ、世界で最もダイナミックな都市経済の1つと評されている。われわれは、テクノロジー、食品・飲料、スクリーン、クリエーティブな新素材、商用サービスなど独自の高成長の産業分野を持つ。オークランドはさらに高付加価値品・サービスを輸出する用意があり、現在進行中の経済変革によって潤沢な投資機会を提供できる地域だ。今では企業はオークランドをアジア太平洋市場へのゲートウェーと見ている」と語った。

一例として、関経連は健康・医療分野をイノベーションの対象としている。マクベイ氏は、オークランドは医療情報技術や医療機器において研究開発を含む世界規模の専門知識を備えており、関西と提携する機会があるとする。

日本ニュージーランド経済委員会は、今年の日本ニュージーランド経済人会議を日本側メンバーと共に大阪で11月20日-22日の日程で開催する予定で、今回の関経連訪問団に続きオークランドの企業が貿易関係を強化する機会となる。

▽問い合わせ先

Amy Robens
Senior Communications Advisor
+64-21-399-544

ソース:ATEED

Photo: https://photos.prnasia.com/prnh/20170427/1834928-1

ソース: Auckland Tourism, Events & Economic Development (ATEED)