【上海2017年4月18日PR Newswire=共同通信JBN】中国の晋能清潔能源科技有限公司(Jinneng Clean Energy Technology Ltd.、JINERGY)は、高効率ヘテロ接合(HJT)モジュールが量産体制に入ったと、SNEC 2017 PV Power Expo会場で主催した第2回Jinneng Technology Developer Forum(JDF 2017)の開催中に発表した。
JINERGYの両面HJTモジュールは、最高23%の転換率を持つソーラーセルを採用しており、弱光、セ氏1度当たり-0.28%の優れた熱効率、N型シリコンウエハーによる超低劣化の優れた性能を示す。さらに、JINERGYのHJTモジュールの発電量は両面セル構造設計になっていることから、異なるアプリケーションで8-20%の範囲で増量する。通常の高効率モジュールと比較して、25年間の発電量は20%増加でき、ユニット当たりの発電量は40%以上増やすことができる。
超高効率HJTモジュールはまた、コスト削減の大きな可能性を示す。JINERGYのゼネラルマネジャーである楊立友博士は「ほかの超高効率ソーラーセルと比較して、HJTソーラーセルは工程数を抑えて製造される。われわれは主要技術の進歩と量産を通じてコスト削減したいと思っている。現在、HJTモジュールの量産コストはワット当たり0.7米ドルであり、JINERGYは3年以内にそのコストを0.4ドル未満に下げたいと思っている」と語った。
中国・山西省晋中にあるJINERGYの超高効率HJTソーラーセルとモジュールの製造基地は今年正式に生産入りする。完成後の基地はGWレベルに達する。晋能集団(Jinneng Group)のクリーンエネルギー事業部門の一部であるJINERGYは現在、年間出力1.3GW高効率ソーラーセルと1.2GW高効率太陽光モジュールの生産基地を所有しており、世界をリードする太陽光発電(PV)メーカー、クリーンエネルギー・サプライヤーの1つになることを目指している。
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ソース:Jinergy