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世界IoTエキスポに向けて無錫の準備進む

2016 WIOT
2016-11-01 15:37 1704

【無錫(中国)2016年11月1日PRNewswire=共同通信JBN】「World IoT Expo(世界インターネット・オブ・シングス・エキスポ)」が2016年10月30日から11月1日、無錫で開催される。このエキスポは中国の工業・情報技術省、科学技術省、江蘇省政府が共催、中国科学院(CAS)、国際電気通信連合(ITU)、米電気・電子工学技術者の学会IEEE、国際規格機関GS1、Auto-ID ラボが協賛する中国インターネット・オブ・シングス(IoT)部門の全国規模の最大、最高の博覧会である。

2016年世界IoTエキスポで講演するリー・チアン江蘇省党委書記
2016年世界IoTエキスポで講演するリー・チアン江蘇省党委書記

中国の国際IoTエキスポは2010年から毎年開催され、過去6年にわたり広く知られてきた。今年10月、中国共産党中央委と国務院の承認を受けて、世界IoTエキスポに改名された。今年のイベントは従来に比べて規模を拡大、参加者がレベルアップして、技術がより先進的になった。今回のイベントは数多くの展示とアップグレードされた技術によって、IoTエキスポの新たな始まりとなる。

エキスポは「Create IoT Era, Share Global Intelligence(IoT時代の創出、世界的なインテリジェンス共有)」をテーマに、IoT無錫サミット、IoTアプリケーション・製品の主展示、IoTアプリケーションの中国国立大学イノベーションコンペ、無錫センサーネットワーク・イノベーションデモ地区運営グループ第4回会合などさまざまなプログラムで構成されている。IOT無錫サミットは基調講演を依頼した国際標準化機構(ISO)の張暁剛会長、ITUのマルコム・ジョンソン事務局次長ら中国内外のゲストを招待している。講演者はほかに、ミシガン大学電子・コンピューター工学科のハリル・ナジャフィ教授、ジュネーブ大学MIRALab研究所を創設したナディア・マニュナ・タルマン所長、マイクロソフト大中華圏担当最高責任者のアラン・クロジェ氏、中国工程院会員の鄔賀銓氏、アリババ最高技術責任者(CTO)の王堅氏、ファーウェイ(華為技術)でマーケティング&ソリューションを担当する張順茂氏、World Sensing Net Group(WSNグループ)のリウ・ハイタオ会長らがいる。このイベントでは大学生のIoTコンペや求人フェアに加え、無錫IoT産業の発展を促進する国際級の「インターネット・オブ・シングス・タウン」建設計画の発表記者会見もある。

IoT無錫サミットには次のような特徴がある。

1.最新IoT問題をテーマとする有望なイベントである。テーマはスマート製造、スマート環境保護、スマートヘルスケア、情報セキュリティー、センサー、ビッグデータ、金融が中心。

2.プロのイベントである。サミットの主催者、後援者は以下のような権威ある政府省庁と全国レベルの一流研究所で構成されている。中国科学院、中国工程院、中国環境科学研究院、国民健康統計情報センター、家族計画委員会、中国情報技術セキュリティー認証センター、工業・情報技術省のソフトウエア・集積回路促進センター(CSIP)、中国電子工業標準化研究所、計量科学研究院、中国人工知能学会。

3.世界中から業界リーダーを集める国際イベントで、出席する講演者の大半は国際組織や有名企業のトップ、国家シンクタンクのディレクターである。

エキスポには23カ国・地域のゲスト3000人以上が出席しているが、その中には閣僚10人、中国科学院と中国工程院の会員24人、国際学会のディレクター、COMS集積回路の発明者、シンガポールMEMS研究センターの創設者がいる。このほか、中国鉄路、国家電網、中国石化、中国石油天然ガス、中国航空工業の幹部も出席。さらに、マサチューセッツ工科大学(MIT)、コロラド大学、ミシガン大学、シンシナティ大学、ワシントン大学、スイスのジュネーブ大学、精華大学の教授も顔をそろえ、IBM、シーメンス、マイクロソフト、ボッシュ、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ノキア、NTT、SKテレコム、ARM、カスペルスキー、ハネウェル、テスラモーターズなどの海外企業、中国移動、中国電信、中国聯合通信、ファーウェイ、レノボ、インスパー、ハイアール、美的、鴻海精密工業、アリババ、バイドゥ、テンセント、JD.com、奇虎360、Neusoftなどの国内企業の技術責任者も出席する。

エキスポは展示区域の面積を3万2000平方メートルから5万平方メートルに拡大し、489の出展者を収容した。各社はインタラクティブ・ディスプレーを使い、ビジターに技術アプリケーションと実用事例をデモした。エキスポ参加企業はIBM、シーメンス、オムロン、ARM、インフィニオン・テクノロジー、中国電信、中国移動、中国聯合通信、XCMG、中国北方工業、Aisino Corporation、ファーウェイ、ZTE、アリババ、テンセント、JD.com、AsiaInfo、Hikvision、レノボなどである。

ソース:2016 WIOT

Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20161031/0861611420

ソース: 2016 WIOT