【上海2016年10月4日PR Newswire=共同通信JBN】上海のNational Exhibition and Convention Center(NECC)で9月7-10日に開催された第38回中国国際家具展(China International Furniture Fair、CIFF)(上海)では、先駆的な家具デザインの発想と製品が注目を集め、一連の展示、フォーラム、対話セミナーを通じて現代建築と芸術の関係が強調された。
EAST Design Showは第38回CIFFで最も人気のあった展示会で、中国、日本、韓国、シンガポール、オーストラリアなどから9ブランドと24の工房のデザイナーやアーティストが奇想天外な家庭用家具や装飾品を出品、施設、バイヤー、電子商取引業界代表らとのフォーラムで創作のアイデアや家具業界の将来の傾向を共有した。
ショーは2つの特別行事が呼び物だった。「EASTOOL Design Show」は小型の折り畳み式スツールの大変なアイデアを披露し、「48 Stands Youth Collection」は若手デザイナーの多様な作品を紹介した。
スペインのアーティスト、クリストバル・ガバロン氏は「Gabarron's Hub for Artistic Creation by Siza(シザの芸術的創造のためのガバロンのハブ)」と題した単独展示会を開催、ポルトガルの建築家アルバロ・シザ氏によるLa Casa Gabarron(ガバロンの家)プロジェクトのデザインの全容を公開した。シザ氏の最初のスケッチ、デザイン、手書きの建築設計図やシザ氏とガバロン氏による多数の写真とビデオが含まれる。シザ氏は現代の最も有名で影響力のある建築家の1人で、1992年のプリツカー賞受賞者である。
米国家具のアカデミー賞としても知られるPinnacle Awardsは第38回CIFFで初の中国展示ツアーの最初の展示会を開催、種々のスタイルの家庭用家具や装飾デザインなどを披露した。米国の建築家キャンピオン・プラット氏、Ralph Lauren Home Asia-Pacificのブレント・スミス代表、Arteriors Homeのヘンリー・ハート国際セールズマネジャーも9月8日の最初のデザインマスター・サロンに参加した。
CIFFの委員会スタッフは「CIFFは家具デザイナーと製造者、施設、バイヤーを結び付ける橋の構築に取り組んでいる。国際的なデザインの大家や若手タレントをより多くの人々に紹介するのは非常に光栄であり、将来のCIFF展示会でさらに前進させたい」と語った。
▽CIFFについて
中国の最初で最大の家具展として、第38回CIFFは中国対外貿易センター(グループ)、広東家具協会(Guangdong Furniture Association)、中国軽工工芸品進出口商会(China Chamber of Commerce for Import and Export of Light Industrial Products and Arts-Crafts)が主催し、中国対外貿易広州展覧公司(China Foreign Trade Guangzhou Exhibition General Corp)が運営する。
ソース:China International Furniture Fair