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第119回広州交易会が閉幕、成約額は280億ドル

Canton Fair
2016-05-12 13:24 1753

【広州(中国)2016年5月12日PR Newswire=共同通信JBN】第119回中国輸出入商品交易会(広州交易会)(China Import and Export Fair(Canton Fair))は5月5日、成功裏に閉幕、総成約額は1822億8800万元(280億8400万ドル)に達した。

海外からの交易会来訪者は前年比0.43%増の18万5596人で、国別の上位10カ国は香港、インド、米国、台湾、韓国、タイ、マレーシア、ロシア、インドネシア、オーストラリアだった。2015年の世界小売業上位250社のうちウォルマート、ホームデポ、Tesco、Carrefourを含む92社のほか、世界の200以上の国・地域から代表が参加した。

国外のバイヤーのうち39.44%が電子・家電業界、30.49%が消費財、28.45%が家庭装飾品、27.05%が贈答品、24.26%が機械部門だった。

交易会スポークスマンのシュー・ビン氏は取引内容について「大半の発注はブランドゾーンで行われ、その成約額は前年比6%増の93億2000万ドル、全成約額の33.2%を占めた。バイヤーの取引方法の明白な指向を示しており、価格変動への敏感さよりも製品とサービスの質をより重視している」と語った。

中国対外貿易センター(CFTC)は主催者として、今回の広州交易会で規則・運営・管理、安全性と全体的なサービスに重点を置いた多くの改善を実施した。一例は知的所有権保護の強化で、権利侵害の可能性に関するいかなる問題にも対応する指定受付センターを設けた。

また、FacebookやLinkedInのようなソーシャルメディア・プラットフォームを取り込んで「スマート広州交易会」を推進、「Highlight Products」を開始し、WeChatサービスのアカウントを改善してより多くの便宜供与・旅行サービスの選択肢を提供した。約2万5000人の新規バイヤーがソーシャルメディアやサーチエンジンを使って登録した。

第120回広州交易会は2016年10月に開催され、引き続きすべての参加者のためにすばらしい展示会サービスプラットフォームを提供する。

▽広州交易会について

中国輸出入商品交易会は広州交易会としても知られ、春と秋の年2回、広州で開催される。交易会は1957年に設立され、最長の歴史、最高レベル、最大規模、最多の製品数、さらには世界のバイヤーの最も広範な分布と中国で最高の取引高を誇る総合展示会である。

ソース: Canton Fair