【深セン(中国)2016年4月21日PR Newswire】
*中国工業情報技術省は2020年までに国家創造製造センターを15カ所建設
China Information Technology Expo 2016(CITE 2016、2016年中国電子情報博覧会)は中国の深センで先週、3日間にわたり最先端技術を大々的に展示して正式に閉幕した。この博覧会はインテリジェントリビング、バーチャルリアリティー(VR)機器などの技術トレンドに脚光を当て、将来の業界に関する予測を提供した。
今年の博覧会は100万平方フィート余りの会場に1700社以上の大手企業を引きつけた。40のテーマをめぐり100以上のワークショップが開かれ、3000を超える主要製品がデビューした。
最新技術の中でも、バーチャルリアリティーおよびオーグメンティッドリアリティー(AR)技術の新興企業VRGateが最新ヘッドセット「Rainbow Stone」をリリースしたことから、VRが注目された。新製品は正真正銘のVR体験を保証する110度の完全イマーシブ視界を備えている。
同社のティアン・シャオユー会長は発売について「2016年はVRがテークオフする年として広く認識され、新興企業各社は従来のビジネス顧客向けサービスに基づく優れた体験をユーザーに提供するだろう」と語った。
共催した中国工業情報技術省(MIIT)は、2020年までに国家創造製造センターを15カ所設置すると表明した。また、CITE 2016に展示されたすべての技術が旧来の事業パターンや経営モデルを抜本的に変えると予言した。
MIITのフアイ・ジンペン副大臣は「電子情報技術産業はなお活況を呈している。内部で革新、統合しているだけでなく、価値を創出して製造業、エネルギー、素材、バイオ技術など他産業とクロスオーバーしている。これは技術・産業革命の新ラウンドにとって重要な分野になる」と語った。
MIITは最近、現状や成長の主な障害、仮想現実応用の可能性について分析したVR産業発展に関する白書も発表している。
▽CITEについて
アジア最大の電子情報国際展示会のCITE(China Information Technology Expo)は中国工業情報技術省(MIIT)と深セン市政府が主催する。
今年の展示会の対象はIoT(モノのインターネット)、情報セキュリティー、LEDとタッチスクリーンを含むフラット・パネル・ディスプレー、知的製造、3Dプリンター、産業用ロボット、インテリジェントシステム、インテリジェント機器、リチウム電池と新エネルギーカー、電子部品など。
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ソース:China Electronic Exhibition and Information Communication Co., Ltd