【新竹(台湾)2016年3月31日PR Newswire】
市場で幅広く採用されるMIPI D-PHY、RX Combo PHY IP、CSI-2、DSI、プロトタイプで構成されるMIPI IPサブシステムファブレスASIC/SoCとIPの大手プロバイダーFaraday Technology Corporation(TAIEX: 3035)は31日、同社のMIPI IPサブシステムが幅広く採用され、累積出荷数が1500万に達したと発表した。顧客には世界中の大手システム企業や大手ファブレスベンダーが含まれ、その分野はモバイル、監視、デジタルスチルカメラ(DSC)向けのアプリケーションに及んでいる。
ファラデー社のMIPI IPサブシステムは、カメラおよびディスプレーのアプリケーション向けに2つの統合ソリューションを提供する。カメラ・ソリューションは、カメラシリアル・インターフェース(CSI-2)コントローラーとCombo PHY IPで、MIPI D-PHY、小電圧差動信号方式(LVDS)、HiSPiを統合しており、ウエアラブル・モバイル機器、DSC、監視カメラ、自動車機器などのIoT、モバイル、カメラ・アプリケーション向けのさまざまなインターフェースをサポートできる。ディスプレー・ソリューションはディスプレーシリアル・インターフェース(DSI)コントローラーとMIPI D-PHY IPによって、モバイル、民生用途、監視カメラ等のアプリケーション向けのスーパーハイビジョン(UHD)ビデオキャプチャーを実現する。
ファラデー社のレミ・ユウ副社長(マーケティング&ビジネスプロジェクト開発担当)は「最先端の大手SoC顧客との緊密な協力を通じて、われわれはモバイル市場以外のさまざまなアプリケーションにMIPIの採用が急増していると認識しています。出荷数がふえたことは当社のソリューションが他社に比べ優位にあることを実証しており、拡大する市場需要にソリューションが十分適合していることを示している。われわれはスーパーハイビジョン(UHD、4K/2K)の機能など技術の進化に寄与できたことをうれしく思う。ファラデー社は将来に向けたアグレッシブでかつ明確なロードマップを保有しており、近い将来、顧客とともに市場でのさらなる成功を必ず達成する」と語った。
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