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ファーウェイがより良いコネクテッドワールドを構築する新しいICTを発表

CeBIT 2016
2016-03-17 15:23 1985

【ハノーバー(ドイツ)2016年3月17日PR Newswire=共同通信JBN】

*世界をリードするICTプロバイダー、ファーウェイはCeBIT 2016で、新しいソリューションとパートナーシップを発表し、エンタープライズ・デジタルアジリティーとイノベーションを推進

ファーウェイ・エンタープライス・ビジネス・グループ(Huawei Enterprise Business Group)は16日、3月14日から18日に開催される世界最大のICT見本市CeBIT 2016で新しいスローガン「Leading New ICT, Building a Better Connected World(新しいICTをリードし、より良いコネクテッドワールドを構築する)」の下で、革新的なソリューションとパートナーシップを発表した。

CeBIT 2016の主要テーマは「d!conomy: Join - create - succeed」である。デジタル化は企業や社会のあらゆる分野に影響を与えており、それは短期的な現象では決してなく、新しい機会を生み出し続けることになる。企業は将来に成功を収めるには、デジタル化がもたらす変化に素早く対応することができる顧客主導のデジタル事業を開発しなければならない。

この新しい時代にエンタープライズICTシステムはサイロ化したサポートシステムから効率的な生産、運用、意思決定を実現するミッションクリティカルな生産システムへとかじを切っている。この影響力がある変化に対応するため、ファーウェイは新しい市場スローガンを発表し、エンタープライズ市場に対する同社の姿勢を定義した。それが「Leading New ICT, Building a Better Connected World」である。

ファーウェイのエンタープライズ・ビジネス・グループのプレジデントであるヤン・リダ氏はCeBIT 2016グローバル会議で講演し「クラウドコンピューティング、ビッグデータ、インターネット・オブ・シングス(IoT)、ソフトウエア定義ネットワークを含む新しいICTが成熟化するに伴い、クラウド、パイプ、デバイスを一体化した新しいICTアーキテクチャーが出現し、エンタープライズのデジタル変革を加速することに役立っている。技術革新に基づき、ファーウェイはオープンで柔軟性があり、かつ弾力性があるプラットフォームを開発することによって持続可能かつ互いにメリットがあるエコシステムを構築したいと考えている。ファーウェイは同社のBusiness Driven ICT Infrastructure(BDII)指針と「Focus」および「Being Integrated」戦略に沿ってパートナーとともにイノベーションを推進し、政府と業界セクターのエンタープライズのための価値を創造し、企業が新しいICT時代をリードしていくことを支援する。ともに、より良いコネクテッドワールドを築いていく」と語った。

CeBIT 2016グローバル会議で基調演説するファーウェイのエンタープライズ・ビジネス・グループのプレジデントであるヤン・リダ氏
CeBIT 2016グローバル会議で基調演説するファーウェイのエンタープライズ・ビジネス・グループのプレジデントであるヤン・リダ氏

ファーウェイはCeBIT 2016で、同社展示エリア、業界サミット、製品・ソリューション発表、記者会見、調印式などにおいて革新的なソリューションのデモをふくめさまざまな活動を展開した。ファーウェイはこの活動の際に、新しいICTの知見およびベストプラクティスを提供するとともに、顧客が新しいICT時代をリードすることを支援する能力があることを実証した。

▽ファーウェイはパートナーおよび顧客とともにビジネス主導ICTインフラストラクチャーを構築

デジタル変革は事実上すべての産業のエンタープライズで起きている。大手企業はデジタル化をビジネス戦略の中核に据え、進化する顧客のデジタル要求に応え、競争上の優位を確立している。

ファーウェイはパートナーとともに、企業がビジネス革新と成長を達成することに専念するとともに、業界の照準を合わせたビジネス主導ICTインフラストラクチャーを提供することによって営業利益を増大させている。

ファーウェイはCeBIT 2016で、Global Safe City Summit、Global Financial Services Institutions (FSI) Summit、Global Internet Service Provider (ISP) Summitの3つの業界サミットを主催し、業界専門家を集めて垂直産業が直面するデジタル化の課題と機会をめぐる見通しとアイデアを交換した。

ファーウェイは最近、公衆安全、金融、輸送、エネルギーを含む垂直産業で急成長した。2015年末にHuawei Safe City Solutionが中東、アフリカ、アジア太平洋地域を含む30カ国以上にある100余の都市で採用され、4億人にサービスを提供した。Huawei Omni-Channel Banking Solutionは世界トップの10銀行のうちの6行を含む300余の金融機関で使用されている。Huawei Digital Railway Solutionは10万キロ以上の鉄道に展開されている。ファーウェイはスペインがIP鉄道通信システムを展開することを支援し、未来志向の列車地上間通信システム構築でDeutsche Bahnと協定に調印した。ファーウェイは世界大手エネルギー企業20社のうち15社にサービスを提供し、10万を超える変圧器変電所と3万8000キロの石油・ガスパイプラインをカバーしている。ファーウェイはISPの事業拡大も支援した。例えば、ファーウェイは北部欧州で2番目に大きいICTサービスプロバイダーのEVRYがソフトウエア定義ネットワーク(SDN)ベースのクラウド・データセンターを建設することを可能にした。

▽ファーウェイは統合戦略および共同イノベーションにコミットし、オープンテクノロジーに基づく新しいエコシステムを構築

企業がデジタル変革を加速するに伴い、新しいテクノロジー、新しいプレーヤー、新しい協力モデルが登場してきた。ICT産業は顧客がビジネスプラットフォームの進歩に影響を及ぼすことができる「デベロッパー定義」の開発経路に転じた。この環境では、デジタル変革を1社だけでは達成することができないので、企業はエコシステム全体でパートナーと協働する必要がある。

ファーウェイは「Focus」と「Being integrated」の同社戦略に沿って、顧客およびパートナーとともに共同イノベーションを通じてオープンな「デベロッパー定義」の新しいエコシステムを構築することに専念している。

ファーウェイはCeBIT 2016で、新しいパートナーシップを発表し、世界的にデジタル変革を推進していく。ファーウェイはロボット工学で世界をリードするKUKAと提携し、覚書(MoU)に調印したと発表した。新しい提携によると、両社はスモールセル・インターネット・オブ・シングス(IoT)、ワイヤレス、5Gネットワークの利用をはじめ、製造および工場環境のビッグデータ・ソリューションに専念し、欧州および中国の産業市場向けにスマート製造ソリューションを開発する。さらにファーウェイとドイツテレコムは、ドイツのデータおよびプライバシー保護法に基づくエンタープライズ・パブリッククラウド、Open Telekom Cloudの商用開始を発表した。ファーウェイはサーバー、ストレージ、ネットワーク、クラウド・オペレーション・システムを含め革新的なハードウエアおよびソフトウエアを提供し、柔軟かつ利便性が高いクラウドサービスを構築、欧州のクラウドサービス市場におけるドイツテレコムの地位強化を支援した。

ファーウェイは同社のブースで、51のパートナーとともに革新的なICTソリューションを展示した。そのパートナーには、戦略的パートナーのSAP、インテル、アクセンチュア、ソリューションパートナーのHEXAGOやインフォシス、チャンネルパートナーのCOMNET、WOHLER、PDVなどがある。ファーウェイはVodafone、ドイツテレコムなどのキャリアとともに、業界顧客向けに設計した革新的なソリューションのデモも行った。ファーウェイ・エンタープライス・ビジネス・グループは西欧で1000以上のパートナーを開拓し、メルセデスベンツ、Deutsche Bahnなどの顧客に協力してサービスを提供している。

ファーウェイはCeBIT 2016で、スマートシティー、クラウドコンピューティング、チャンネル協力、システムインテグレーション、トレーニング、認証などの分野を対象とした一連の重要パートナーシップ協定に調印した。

▽ファーウェイは顧客のアジャイル・イノベーションを実現するクラウド・アーキテクチャーに基づくワンストップの革新的ICT製品・ソリューションを展示

クラウドコンピューティングを中核とする有力な新ICTは、エンタープライズがコストを軽減したうえで、ビジネスプロセスを簡略化し、ビジネスアジリティーを向上させ、市場変化に迅速に対応することに役立つ。

CeBIT 2016のファーウェイのブース
CeBIT 2016のファーウェイのブース

これに加えファーウェイは優れた性能、信頼性、コスト効率を提供し、エンタープライズのミッションクリティカル・アプリケーションを大規模サポートする世界初の32ソケットx86ミッションクリティカル・サーバーを発表した。ファーウェイは、ニーズに基づいてあらゆる街灯を正確にコントロールする能力があり、80%のエネルギーを節約する業界初のマルチレベル・スマートコントロール照明IoTソリューション、キャンパスのアクセスレイヤーとして全光ネットワークを採用することによってサービスを統合した展開が容易な新キャッパス・ネットワークを実現するAll-Optical Campus Solutionも紹介した。さらに、フランスを本拠とするIMS NetworksはHuawei NE40Eハイエンド・ルーターおよびWANソリューションSDNを使って次世代IP基幹ネットワークを構築した経験を紹介した。

CeBIT 2016は3月14日から18日までドイツのハノーバーにあるHonnover Exhibition Centerで開催される。ファーウェイのメーンブースはホール2のB52にある。詳細は以下を参照。

http://enterprise.huawei.com/topic/2016Cebit_cn/index.html?utm_campaign=cebit16q1&utm_medium=hwdc&utm_source=ebghome&source=ebghome

▽ファーウェイ(Huawei、華為技術)について

ファーウェイは世界をリードする情報通信技術(ICT)ソリューション・プロバイダーである。詳細はファーウェイのウェブサイトwww.huawei.com を参照。

ソース:Huawei

Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20160316/0861602149-a
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ソース: Huawei
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