【上海2016年3月15日PR Newswire=共同通信JBN】中国経済の推定3分の1を占める円熟した消費者層は、世界最大の「シルバー市場」(高齢者市場)である。その市場への参入を目指す外国企業には、恐らく貿易見本市への参加がベストな道だろう。
中国の人口は急速に高齢化が進んでいる。中国で60歳以上の人は既に2億2000万人を超え、英国、フランス、ドイツを合わせた人口より多い。2050年には4億8000万人に達する見込みで、中国の人口の3人に1人が高齢者となり、世界の高齢者人口の4分の1を中国人が占めることになる。
この急速に増加し、重要性が高まる消費者層は、これまでより購買力が高く、自由な時間を楽しみ、生活を向上させ、高い期待を持っている。現実的にも60歳以上のグループは他人に頼らない消費生活を享受し始めている。
結果的に「シルバー」消費需要が爆発的に高まっている分野で急増する消費需要に応えるため、外国企業にはチャンスが広がっている。ただ今のところ、成熟した中国の消費者のニーズや要望に対応する企業はほとんどなく、こうした人々に製品やサービスを直接届けるには至っていない。
上海で毎年開かれる影響力の大きいChinaAID(中国国際福祉機器展示会、http://www.china-aid.com/en/ )のような大規模国際見本市は、取りあえず中国でしっかり足場を得たいと期待する企業には売り込みと関係作りのバランスの取れた機会を提供する。次回は6月上旬に開催されるChinaAIDは16年の歴史があり、この3年間だけで規模が66%拡大した。こうした貿易見本市は、ブランドを売り込み、適切な地位の有力者や政策担当者、高官から関心を得る有望な場所を提供する。
中国の高齢消費者のニーズに製品やサービスを適合させることによって市場の空白を埋める態勢にある企業にとって、今こそ実際に、提示された多くの好機に投資する時である。中国のシルバー市場は広大で手付かずの可能性があり、このブームへの参入を検討している企業にはChinaAIDのような有名貿易見本市への参加が最高の出発点になる。
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