【パース(オーストラリア)、クアラルンプール(マレーシア)、バッファロー(米ニューヨーク州)2016年3月4日PR Newswire=共同通信JBN】Holista CollTech Limited(Holista)とマクドナルド、サブウェイなどのチェーン向けベークト食品のサプライヤー、Nadja Foods LLC(Nadja Foods)は、米国、カナダで提供するクリーンラベル「低GI」マフィンを共同開発する。
Nadja Foodsの創立者であるナジャ・ピアトカ同社社長兼最高経営責任者(CEO)はオーストラリアで株式を上場しているHolista(ASX:HCT)に独占所有権のグリセミック指数(GI)組成を使用して、一連の完全天然マフィンを開発する。
オクラ、ダール、オオムギ、フェヌグリークの抽出物で作られるこの配合は、カナダの研究機関、GIラボでテストされたすべてのマフィンの中で最低のGI48を記録した。
GIは炭水化物を含む製品の血糖値とインスリンに対する効果を測定する。Holistaの組成は精白粉ベースの製品を摂取することで起こる高血糖を減らし、味や食感は損なわない。
このマフィンはファストフード会社、小売業者、学校、病院に供給される。ニールセンの調査によると、米国のマフィン市場は2014年の小売売上高が約10億ドルで、年率4%成長している。
HolistaとNadjaの提携は、精白粉ベース製品の摂取増大が肥満、糖尿病、心臓疾患など「メタボリック・シンドローム」の拡大を引き起こすのではないかとの懸念が広がるなかで実現した。
1992年創立のNadja Foodsはヘルシーな食品をレストランチェーンと小売点に供給している。オプラー・ウィンフリー・ショーなどメディアで注目されている。
Mattsonのバーバラ(ブルックナー)シュピズナー副社長兼イノベーション・マネジャーは「パン、ロールパン、ドーナツ、ベーグルは米国の小売売上高が約240億ドルに上る。これらの製品のGIを『速い炭水化物』から『遅い炭水化物』に変えることによって、われわれは消費者が自分の健康をコントロールする力を与える」と語った。
ナジャ・ピアトカ氏は「新しい科学的データは小麦のように早く消化される炭水化物が糖尿病、肥満、心臓疾患の主な原因であることを示している。低GI食品はこの傾向を逆転させる最も実際的な方法である。この革命に加わることを喜んでいる」と述べている。
Holistaのラジェン・マニッカ会長兼CEOは「米国とカナダはファストフードと加工食品の最大で最も革新的な市場であり、そのためパートナーを見つけるのに時間をかけた。ナジャには起業家精神があり、このプロジェクトを容易にする情報通であり、有力食品グループのトップ選択肢である」と語っている。
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ソース:Holista CollTech