【東京2016年2月2日PR Newswire=共同通信JBN】在日中国大使館が企画した文化と観光のイベント「2016中国節(China Festival、チャイフェス)」は日中の交流促進を目的として1月29日から31日まで東京のランドマーク、六本木ヒルズで開催された。このイベントの期間中に、中国国務院と中国国家観光局が共同で企画し、五洲伝播中心(China Intercontinental Communication Center、CICC)が製作した「3D Beautiful China(3D美しい中国)」と題した海外観光促進プログラムのプレミアが行われた。
在日中国大使館が企画した中国節は中国文化の推進を目的とする非営利のイベントである。中国文化、料理、エンターテインメント・パフォーマンスにスポットライトを当てている。イベントの参加者は特に、パーソナルVR技術を駆使した「3D美しい中国」に魅了された。
この動画は人気のあるVRビューイング・アプリやウェアラブル端末を使って上映され、イマーシブでインタラクティブな経験を通じて中国文化を探求できる。
「3D美しい中国」キャンペーンでは100カ所近くの観光スポットが紹介されており、その中には万里の長城、故宮博物館、雲南省麗江、孔子廟などが含まれている。今年中にはタブレット、携帯電話、機内エンターテインメント端末用のバージョンも作られる予定。最終的には、インターネットにアクセスできる場所であれば、どこからでもこのインタラクティブ動画が見られるようになる。
CICCはコメントを発表し「今までは、文化促進イベントは既存の方法で行われていたが、当プログラムは伝統的な手法から離れ、オーディエンスの役割を受け身からインタラクティブな探検に変えることを意図したものだ。VR技術によって可能になったイマーシブな旅行経験は地域や文化の違いを超えることができ、その前では伝統的な写真や文章による手法は色を失うことになる」」と述べた。
CICCは続けて「当社は最初にVR旅行の分野に足を踏み入れるグループの一員で、GoogleやOculusより早い。当社はオンラインのオムニメディア計画やオフラインではVR技術を使って中国観光を世界的に展示するツアーを始めており、ニューヨークの当社販売促進キャンペーンは大ヒットだった。今回のチャイナフェスは日本のオーディエンスと交流する機会になった。今後、当社はより多くのコンテンツを開発し、オフラインの旅行展示メカニズムに加えてVR旅行プラットフォームを作り上げることを計画している。当社はこのまったく新しい旅行経験を世界すべての中国文化ファンに提供したいと考えている」と述べた。
ソース:China Intercontinental Communication Center