【上海2016年1月28日PR Newswire=共同通信JBN】太陽光発電(PV)産業の世界大手ジンコソーラー(JinkoSolar Holding Co., Ltd.、NYSE: JKS)は27日、最大1ギガワット(GW)のPVモジュールを米国の独立系発電事業者(IPP)の大手企業sPower社に供給する契約を締結したと発表した。
この契約は、ジンコソーラーにとって米国でのこれまでの最大の契約である。ジンコソーラーはsPower社に対し、2016年末までに建設されるさまざまなプロジェクトに利用するため、300万以上の高効率PVモジュールを供給する。
sPower社は数年の間に、カリフォルニア州での実用規模の太陽光発電プロジェクトを含め、米国と英国で太陽および風力エネルギー・プロジェクトを展開している。同社は最近、2015年の稼働ポートフォリオを500MWに倍増すると発表しており、今後12カ月以内に追加として700MWを稼働させる計画である。
ジンコソーラー米国(JinkoSolar US)の総経理、ナイジェル・コックロフト氏は「ジンコソーラーは、米国の太陽光発電開発市場における中心的存在であるsPowerの戦略的パートナーとなることができて誇りに思う。この契約はジンコソーラーの事業への信頼性とその先端的なモジュール技術の競争力の証拠であり、ジンコソーラーが急速に米国におけるソーラーパネルの大手供給業者の1つになったことを確認するものである」とコメントした。
sPower社のライアン・クリーマー最高経営責任者(CEO)は「この契約のタイミングは、実用規模の太陽光発電開発に対する最近の米連邦政府による投資税額控除の拡大を踏まえると、意義深い。戦略的業務配分は、われわれが積極的な開発目標の達成に成功することを確実にするため、資源を確保するというsPower社の計画の1つの要素である」と語った。
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ソース:JinkoSolar