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ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシルがシンガポール地金市場協会の加盟を承認

World Platinum Investment Council
2016-01-28 10:00 1394

【シンガポール2016年1月28日PR Newswire】

  • シンガポール:2016年のプラチナ市場発展重点地域
  • シンガポール地金市場協会の加盟により、アジア圏投資家(個人ならびに機関投資家)の需要を喚起

ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(World Platinum Investment Council、以下WPIC)は本日、外国法人会員としてシンガポール地金市場協会(Singapore Bullion Market Association、以下SBMA)の加盟承認を発表します。これは、プラチナの現物取引に対する投資家の需要を刺激し、アジアで利用できるプラチナ投資の機会ならびに商品の種類を拡大するという、WPICが2016年に予定している戦略的取り組みの第一弾となります。

SBMAは、シンガポールを東南アジアの貴金属のハブ(中心)とすべく、1993年に設立されました。既存の会員には、ICBC Standard Bank Plc、Bank of Nova Scotia、J.P. Morgan、UOB Bullion & Futures Ltd.などが名を連ねます。

WPICのマーケット開発担当ディレクターMarcus Grubbは以下のように語っています。

「シンガポールは世界でも最も重要な資産運用市場の一つで、5,000億米ドルの資産が運用されており、(注1)世界クラスのインフラと、強力で成長を続ける金融センターを有しています。また、貴金属事業に対する政府の強力な支援を受け、貴金属投資と業界のバリューチェーンのハブとしても成長しています。シンガポールにはコインやバー、積立プラン、上場投資信託(ETF)、上場プラチナ地金型コイン保管証明書などがあり、個人、機関投資家の双方にとって魅力的です。東南アジアの卓越した貴金属のハブとしてシンガポールの地位を高めようとするSBMAの取り組みを支援させていただくことを楽しみにしています」

この発表に対し、SBMAの最高執行責任者(CEO)Albert Chengは、 下記のように述べています。

「シンガポールの更なるマーケット発展において重要な時期に、WPICとパートナーシップを結ぶことができました。2012年に物品サービス税(GST)が撤廃されてから、シンガポールは貴金属の取引と投資の主要ハブとして着実に変化しており、我々はシンガポールの卓越性を確立するために日々努力しています。WPICへの加盟によって、アジア圏における投資商品の種類や利用機会が広がります」

WPICは2015年後半、Rand Merchant Bankとの間で締結した地金型コイン保管証明書(BCCC)の世界的な発行拡大を目的に、独占契約の締結を発表しました。今回のSBMAの加盟に関する発表は、それに続く最新の市場動向です。WPICはBCCCを提供すべく、この新製品の販売パートナーを積極的に探しています。これにより、投資家は、安全にセキュリティ保護され、コスト効率の高いプラチナコインや他の貴金属の購入し、保全することができます。

WPICは、国際エンタープライズシンガポール(以下、IEシンガポール)などの総合的なイニシアチブを設立するため、複数地域のマーケット当局と協議しています。

IEシンガポールの最高経営責任者(CEO)Satvinder Singhは、以下のように語っています。

「WPICは投資用プラチナに関する知識、経験、技術的な専門性をもたらし、アジア圏における貴金属の主要協会であるSBMAの役割をさらに強固なものにしています。このパートナーシップは、シンガポールをアジア圏の貴金属市場の取引ハブとして位置付け、プラチナ取引の活発化に貢献すると期待しています」

報道・出版関係者は下記までご連絡ください。

CNC Communications

Simon Evans(サイモン・エヴァンズ)
+44 (0) 20 3219 8809
simon.evans@cnc-communications.com

World Platinum Investment Councilについて

The World Platinum Investment Council Ltd. (WPIC)は、プラチナ投資に関する世界市場の権威として、客観的で信頼できるプラチナ市場情報に対する投資者の方々の強いご要望を受け設立されました。WPICの使命は、行動可能な見識と目標を定めた製品開発を通して、プラチナに対する世界的な投資需要を喚起することにあります。WPICは、南アフリカの世界2014大プラチナ生産会社( Anglo American Platinum Ltd(アングロ・アメリカン・プラチナ)、Aquarius Platinum Ltd(アクエリアス・プラチナ)、Impala Platinum Ltd(インパラ・プラチナ)、Lonmin plc(ロンミン)、Northam Platinum Ltd(ノーザン・プラチナ)およびRoyal Bafokeng Platinum Ltd(ロイヤル・バフォケン・プラチナ))により設立されました。

詳しい情報は、ウェブサイトをご覧ください:www.platinuminvestment.com

WPIC事務局住所:64 St James's Street, London, SW1A 1NF

プラチナについて 

プラチナは世界で最も希少な金属の一つで、様々な需要分野において高く評価される独特の品質があります。プラチナ独特の物理的および触媒的性質は、工業への使用において価値を確立しました。同時に、貴金属としての独特な特質のため、高級宝飾品にも使用されています。

プラチナ供給は、2つの主要供給源、すなわち鉱山からの生産とリサイクルによるものです。後者は使用済み自動車触媒と宝飾品のリサイクルが主流となっています。過去5年間の年間プラチナ総供給量(精製済みオンス)は72%~77%で、これは鉱山生産によるものです。

世界的なプラチナ需要はますます増加、多様化しています。プラチナ需要の4大主要分野は、自動車、工業、宝飾、そして投資です。

自動車触媒に対する過去5年間のプラチナ需要は、総需要量の37%から41%の間を推移しています。他工業分野でのプラチナの多様な使用は、世界総需要量の約20%となっています(過去5年間の平均)。同様に、宝飾品への世界的な総需要量は、プラチナ総需要量の34%を占めています(過去5年間の平均)。投資はプラチナ需要のカテゴリーとしては最小でありながら、最も変動し、過去5年間の平均で総需要量の2%から11%を占めています(地上在庫の増減を除く)。

【ご参考】

Singapore Bullion Market AssociationSBMA、シンガポール地金市場協会)について

SBMAは1993年に地金のハブとして、シンガポールの市場発展の初期段階に設立されました。中立性、安定、優れた立地、重要な金融センターとしての評判といった生来の特徴によって、シンガポールは長い間世界中の貴金属トレーダーの人気を集めてきました。

2012年にシンガポール政府は投資用貴金属の物品サービス税(GST)を撤廃し、アジアにおける世界の貴金属取引のハブになるというシンガポールのビジョンが始動しました。

現在、SBMAはアジアの地金市場を世界につなぎ、促進するための不可欠な役割を担っています。 SBMAはシンガポールの地金市場の透明性とガバナンスを促進し、シンガポール内外での市場の発展に重要な役割を果たしています。

国際エンタープライズ(IE)シンガポールについて

国際エンタープライズ(IE)シンガポールは、シンガポールの対外経済を主導する政府機関です。シンガポールを拠点とする企業の海外での成長の先陣となり、国際貿易を推進します。私たちのビジョンは、世界的に競争力の高い企業や世界的な大手取引業者とともにシンガポールにおけるビジネスハブを繁栄させることです。

IEシンガポールは世界の商品取引業者が、シンガポールで世界またはアジアの本拠地を構築できるようにしています。現在、シンガポールは活発な取引ハブであり、エネルギー、農業製品、金属、ミネラル取引のクラスタの完全なエコシステムが整っています。

Global Company Partnership(グローバル企業パートナーシップ)やMarket Readiness Assistance(市場準備支援)を通して、シンガポールを拠点とし様々な成長段階にある企業とも協力し、世界に通用する競争力をつけるよう努力しています。

35カ所以上にある海外センターの世界的なネットワークでは、多くの先進国、新興国において必要なつながりを提供しています。詳細は www.iesingapore.com をご覧ください。

(注1)http://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/lu/Documents/financial-services/lu-en-swiss-wealth-management-report-022015.pdf

Logo - http://photos.prnasia.com/prnh/20160125/8521600456Logo

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: World Platinum Investment Council