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e-ShangとRedwood Groupが戦略的合併を発表、初の専門的な全アジア物流不動産プラットフォームを創設

e-Shang
2016-01-22 17:03 2145

上海、シンガポール、東京, 2016年1月22日 /PRNewswire/ -- アジアにおける物流不動産の大手開発・所有・運営業者2社、e-Shang Cayman Ltd (e-Shang)とRedwood Group Asia, Pte. Ltd.(Redwood)は25日、両社が全額株式交換による合併を完了したと発表した。合併の完了後、合併グループはe-Shang Redwood(ESR)に改称され、中国、日本、韓国で所有・開発中の350万平方メートル以上のプロジェクトおよび香港とシンガポールで資本・資金管理事務所を有するアジア最大の物流不動産プラットフォームの1つとなる。

e-Shang上海フレンズ・パーク
e-Shang上海フレンズ・パーク

 

Redwood大阪南港中ディストリビューションセンター
Redwood大阪南港中ディストリビューションセンター

統合ベースで、ESRはまた(i)それぞれの運営市場で最大の開発パイプラインの1つ(計約800万平方メートル)(ii)Amazon、JD.com、1haodian、H&M、Carrefour、DB Schenker、 ダイムラー、アスクルなどを含む有力なMNCテナント(iii)APG、PGGM、CPPIB、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスなどを含む多様な優良制度資本パートナーの基盤をすぐに持つことになる。

世界的規模の未公開株式投資会社ウォーバーグ・ピンカスと大成功を収めた2人の中国人不動産企業家によって2011年に創立されたe-Shangは、中国、韓国で制度的品質の倉庫を開発している。創立以来、e-Shangは急速に成長し、現在は営業・開発中の200万平方メートル以上の現代的な物流倉庫を所有している。これらの倉庫は中国の第3者物流プロバイダーや小売業者、eコマース会社を対象にしている。現在、e-Shangは有力なeコマース会社ならびにコールドチェーン物流に対する最大の第3者家主であり、中国の現代的倉庫の最大の所有者の1つとして浮上した。

e-Shangは、その成長に資金を供給するため、以前は同社の共同創立者であるウォーバーグ・ピンカスおよびゴールドマン・サックス、APG、CPPIBを含むその他の世界クラスの投資家から資本を調達してきた。e-Shangは2014年、韓国市場に参入し、Kendall Square Logistics Propertiesを構築するため、経験豊富な現地企業家2人と提携した。現在は60万平方メートル以上の開発中のプロジェクトおよび100万平方メートル以上のパイプラインを持っている。e-Shangは11月、韓国市場で大型パイプラインを構築するため、APGおよびCPPIBとの5億米ドルに上る合弁事業の創立を発表した。

スチュアート・ギブソン氏とシャルル・ドポルト氏によって2006年に創立されたRedwoodは、社内開発、リース、営業・開発中の120万平方メートルおよび中国と日本の最も重要な場所にある大型パイプラインの資産管理を含む広く認知された知識と経験を有する専門的な物流不動産会社である。

Redwoodの創立者は、アジアで制度的品質の倉庫の開発における先駆者とみなされており、日本で1999年と2003年にそれぞれPrologisとAMBの両方のプラットフォームを構築し、1990年代後半以降、同地域に40億米ドル以上の物流不動産投資を実行した。Redwoodの事業の成長加速により、同社の創立者は2013年、Equity International(EI)を戦略的パートナーとして迎え入れた。EIは有力な新興市場の不動産ファンドであり、サム・ゼル氏が会長を務め、出資している。Redwoodはまた、他の大型ファンドやPGGM、モルガン・スタンレー、PAG、CBREを含むプロジェクトレベルの投資パートナーを確保した。

e-Shangのジェフリー・シェン(Jeffrey Shen)共同創立者兼最高経営責任者(CEO)とRedwoodのスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)共同創立者兼CEOは、合併会社の共同CEOを務める。共同CEOに加え、e-Shangのサン・ドンピン(Sun Dongping)共同創立者兼会長とRedwood のシャルル・ドポルト(Charles de Portes)共同創立者(ESR社長を務める)が4人制の執行委員会を構成する。同委員会は、ESRの大型パイプラインの開発およびアジアでの事業戦略に重点的に取り組み、一方で、引き続き広範なチームと世界的な資本関係を成長させていく。各国のそれぞれのクラス最高の上層部経営陣は引き続き上海、広州、香港、東京、大阪、ソウル、シンガポールのオフィスから日常業務を遂行する立場にある。

シェン氏は「現代的倉庫への長期的な需要は大きい。われわれの構想は、アジア太平洋で顧客のために総合的な物流倉庫ソリューションを確認し、実現させるという目標を持った『顧客第一』のプラットフォームになるということである。Redwoodとのパートナーシップは、重要なAUM、パイプライン、株式関係ならびに管理、運営の専門知識を同チームにもたらす。私は、合併会社を同地域の有力な不動産物流の主要企業として次のレベルに引き上げるため、Redwoodの創立者と密接に協力していきたい」とコメントした。

サン氏は「e-ShangとRedwoodはともにそれぞれの市場でクラス最高のプラットフォームを構築した。われわれは合併会社の潜在力を固く信じている。私は個人的にスチュアート氏、シャルル氏およびRedwoodの大ファミリーを歓迎したい」と付け加えた。

合併が完了すると、e-ShangとRedwoodは、中国、日本、韓国の有力なeコマースの大手企業、現代的小売業者、第3者物流の主要企業のニーズに応えるため、補完的かつ差別化された営業領域を備えることになる。合併は操業能力および取引関係を強化し、顧客や投資家に対しより良いサービスと付加価値をもたらす。

ギブソン氏とドポルト氏は共同声明で「われわれはe-Shangのチームと提携し、市場をリードする立場を確保することができて興奮している。そこから、われわれの顧客にアジアでクラス最高のサービスと将来の成長のための強力なプラットフォームを提供することができる」と述べた。

ウォーバーグ・ピンカスのマネジングディレクター、ジェフリー・パールマン氏は「われわれは、アジアで卓越した物流プラットフォームを構築するよう努力し続ける。合併は、目標の新規株式公開より前に統合能力を強化し、資本関係を深め、規模を拡大するものであり、統合グループにとって大きな利益を生み出す」と付け加えた。

eコマースの急速な成長、サプライチェーンの効率性向上、第3者物流プロバイダーによる統合は、e-ShangやRedwoodのような現代的な物流不動産の主要企業に対する需要拡大の大きな推進力となっている。同業界は、オンラインの小売り部門だけで2015年から2018年までに中国では31%、日本では11.3%、韓国では9.2%の年平均成長率(CAGR)で成長すると推定している。

▽e-Shangについて

中国の上海に拠点を置くe-Shangは、アジアの広範な不動産領域に熟達している完全に総合的な開発・投資管理会社である。e-Shangは2011年に世界的規模の未公開株式投資会社ウォーバーグ・ピンカスと2人の中国人企業家によって共同創立され、2014年5月にオランダの年金基金資産管理会社APG Asset Management N.V.の出資を受けた。創立以来、e-Shangは急速に成長し、現在は中国と韓国で20のeコマース、小売り、低温流通のセンターおよび計230万平方メートル以上の営業中・開発中のプロジェクトを所有している。e-Shangに関する詳しい情報はhttp://en.e-shang.com.cn/ を参照。

▽Redwood Groupについて

シャルル・ドポルトとスチュアート・ギブソンによって2006年に創立されたRedwoodは、

シンガポール、日本、中国で現地の上級専門職によって運営されている。Redwoodは、卓越した世界的機関投資家のパートナーとともに、世界規模の貿易と最も関係し、最も早く成長しているアジアの最も大きな大都市圏の物流不動産に投資し、開発、運営している。Redwoodに関する追加の情報はwww.redwoodgroup.com を参照。

▽報道関係問い合わせ先

e-Shang
Anyi Wang
anyiwang@e-shang.com.cn

Redwood
Emma Larsson
elarsson@redwoodgroup.com

Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20160120/8521600391-a
Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20160120/8521600391-b

ソース: Redwood Group Asia