【ルクセンブルク、香港2015年12月18日PR Newswire】Industrial and Commercial Bank of China (Europe) S.A.(ICBC (Europe))は17日、ICBC (Europe)のUCITS(譲渡可能証券集団投資事業)SICAV(オープンエンド型投資信託)として、「ICBCクレディスイスS&P中国500指数ファンド(ファンド)」がルクセンブルク金融監督委員会(CSSF)によって認可されたと発表した。ファンドはルクセンブルク人民元適格海外機関投資家(RQFII)割り当てを通して中国に投資する初めてのUCITS。ICBC (Europe)は11月にRQFIIライセンスを取得し、12月にはルクセンブルクRQFII割り当てを取っていた。ICBC Credit Suisse Asset Management International ("ICBCCS International")がファンドのマネジャーになる。
S&P中国500指数先物は他の中国の指数に比べて、多様な業種を含むのが特徴。最大手で取引が最も多い中国企業の500銘柄で構成され、広範な株式市場の業種構成に近い。A株を含むすべての中国の株式と、香港や米国での上場銘柄を対象にしている。
ICBC (Europe)のチェン・フェイ会長は「ICBCでわれわれは顧客に対する一流の中国・人民元ソリューション提供に務めている。この先進的プロジェクトでICBC Credit SuisseやS&P
とともに世界の投資家にこの重要なツールを広げることは喜びである」と語った。
ICBCCS Internationalのリチャード・タン最高経営責任者(CEO)は「S&P中国500指数は今まで以上に完全で、多様かつ効率的なアプローチによって、トータルな中国の投資機会をとらえることを狙いとする。ファンドは投資家に貴重な中国へのアクセスを提供し、中国ソリューションのUCITS分野で初めてのものだ」と説明した。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社のグローバル・エクイティ指数担当ディレクター、マイケル・オルザノ氏は「ICBC (Europe)とICBCCS Internationalの新しいインディックスファンドの基になるS&P中国500指数によって、このプロジェクトの指数プロバイダーを務めることはうれしい。両社と密接に協力し、国際投資家の中国株式市場アクセスを手助けできることに期待している」と述べた。
ファンドはベンチマークとしてS&P中国500指数を初めて利用する。ルクセンブルクとベルギー、フランス、イタリア、スペイン、英国、スイス、オランダで当初登録され、人民元、米ドル、ユーロ、ポンド、スイス・フラン建てなどでさまざまな株式投資ができる。
▽ICBC (Europe)について
ICBC (Europe)は欧州大陸におけるICBC Groupの地域拠点として、欧州市場全体で国境を越えた幅広い人民元事業を展開する大手企業。各種人民元建て商品やサービスを提供し、2014年7月にユーロマネー誌から「ルクセンブルクのベストバンク」に選ばれた。
▽ICBC Credit Suisse Asset Managementについて
ICBC Credit Suisse Asset Management (ICBCCS)は中国工商銀行(ICBC)とクレディスイスが2005年に設立した資産運用合弁会社。1200万以上の機関・個人顧客に中国の資産管理サービスを提供する大手企業で、2015年11月末時点の運用資産額は8000億人民元。
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ソース:ICBC (Europe)