【ヨハネスブルク2015年9月21日PR Newswire=共同通信JBN】世界5位の建設機械会社XCMG(徐工集団)は、南アフリカのヨハネスブルクで9月15-18日に開かれた国際建設機械見本市Bauma Conexpo Africaに主力製品を出展した。
Munich International Expo Group(メッセ・ミュンヘン)が主催した国際建設機械・建設車両見本市は、アフリカ市場の好調な需要に応えるのが目的である。
XCMGの主力製品は見本市の主会場に展示された。トラッククレーンや油圧シャベル、ホイールローダー、バックホーローダー、スキッドステアローダーなどの各種モデルで、すべてアフリカ市場向けだ。
XCMGは過去数年間クレーン車の出荷で世界1位だったが、この見本市に展示したクレーン車はこの分野で最も進んだ技術を象徴する。QY30K5-Iトラッククレーンはその好例で、性能と効率を高めるために、内蔵スライダーや12角形のブーム、重量センサーシステムを組み込んでいる。
XCMGはアフリカでは最大手の建設機器サプライヤーだが、この市場についての理解を怠っていない。Bauma Africaに参加して地元ユーザーとの関係を広げることは、同社にとって最も重要な仕事である。
XCMGのアフリカへの輸出製品は開発途上国がインフラストラクチャー建設を完成させる上で欠かせない。そうした建設は雇用機会を生み、税収に貢献し、地元のサプライチェーンの開発にも役立つ。
XCMGはモンバサ―ナイロビ鉄道へ全機械、エチオピアへ機械、アンゴラへ100メートルの空中作業台付き消防自動車、ナイジェリアへ工場機器をそれぞれ納入している。
XCMGはガーナとギニアに支店を設け、アフリカ中に25カ所の配送センターと20カ所のスペアパーツセンターを持つ。2015年にはコートジボアールとセネガルに配送センターを開く予定だ。総合的サービスの観点からアフリカの6カ所に研修センターを開く計画もある。
XCMG傘下のImport and Export Co.,Ltd.のゼネラルマネジャー、リュー・チェンセン氏は「品質は当社の生命線だ。われわれは大手エンジニア機械メーカー、世界的なソリューションプロバイダーになるよう努めている。アフリカで当社の市場を広げることで、アフリカ諸国は効率的に建設目的を達成でき、協力拡大によって中国とアフリカの友好関係が強化される」と述べた。
▽XCMGについて
XCMGは1989年の創立で、世界5位の建設機械メーカー。世界173カ国・地域で製品を販売し、年間売上高は160億ドルを超える。