東京: M2M(マシン・ツー・マシン)のグローバルリーダーであるボーダフォン(日本法人:ボーダフォン・グローバル・エンタープライズ・ジャパン株式会社:東京都千代田区、M2M ジャパンカントリーマネージャー阿久津茂郎、以下「ボーダフォン」)は、本日、国内有数のシステムインテグレーターであるクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 明、以下 「クオリカ」)との間で、テクノロジーパートナーシップの締結を発表しました。
今回のパートナーシップにより、ボーダフォンの拡張性があり、セキュアなグローバルM2Mプラットフォームとクオリカの産業機械向けの遠隔監視・予防保全システムであるCareQubeをはじめとする主要なM2Mソリューションを統合することができるようになります。
クオリカとボーダフォンは、大規模なM2M導入の際に、高速かつ優れたコスト効果で接続できるよう設計されたワイヤレス通信ルーターであるボーダフォンのMachineLink 3G シリーズと、クオリカ独自の分析アプリケーションプラットフォームを組み合わせた遠隔監視ソリューション等を共同開発する予定です。
クオリカの代表取締役社長の加藤明氏は、次のように述べています。
「今後、多くの国内製造業において、グローバル展開を視野に入れたIOT/M2Mの活用がますます拡大すると思われます。今回のボーダフォンとのパートナーシップによって、国内製造業がグローバルに対応できる最適なソリューションを提供いたします。ボーダフォンの実績と技術力を活かしてCareQube事業を成長させ、お客様の満足度と製造生産性の向上に資するサービス提供を目指します」
ボーダフォン、M2M APAC 地域担当責任者のジャスティン・ネルソン(Justin Nelson)は、
「M2Mによる革新は、日本の主力産業を急速に変化させています。これらの企業の多くは、海外の競合会社に対して、M2Mをベースにしたソリューションで差別化を図り優位性を確保しようとしています。日本有数のシステムインテグレーターであるクオリカとのパートナーシップ締結によって、輸出主導型の日本企業に対してボーダフォンのグローバルM2Mサービスを提供するための戦略策定が可能となります」と述べています。
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編集者注:
クオリカは1982年に情報システム会社として創業し、日本国内およびアジア各国に展開する日本企業向けにクラウドサービス、業務用システム開発、パッケージソフト開発、システム運用、情報端末製造・販売等の幅広い事業を展開しています。現在はITホールディングスグループの一員として、製造業および流通サービス業(飲食業・小売業)様向けに情報システムのソリューションを提供しています。クオリカに関する詳細については、 http://www.qualica.co.jpでご覧いただけます。
ボーダフォンについて
ボーダフォンは通信業界における最大手であり、通話、メッセージ、データ通信、固定通信等、多岐にわたるサービスを提供しています。26ヶ国でモバイルサービスを運営し、55ヶ国以上でモバイルネットワークと提携。さらに固定ブロードバンドは17ヶ国で運営を行なっています。2015年6月30日現在、ボーダフォンは4億4,900万のモバイル顧客と1,200万の固定ブロードバンド顧客を有しています。ボーダフォンに関する詳細については、http://m2m.vodafone.com/japanでご覧いただけます。