【上海2015年8月31日PRN=共同通信JBN】Jin Jiang International Hotels(錦江国際酒店管理有限公司)が10月15日から17日にかけて、日本でロードショー(企業説明会)の開催を計画している。Jin Jiangとプリンスホテルの持つブランドの認知度を高め、両社それぞれの市場の基盤や優位性を相互に生かす狙いで、両社が結んだマーケティングアライアンスの大きな前進を示す動きとなる。
Jin Jiangとプリンスホテルの2大ホテルグループは今年6月、両社がそれぞれの主要顧客市場における知名度や事業ノウハウ、マーケティング関係を生かして、共同の宣伝活動や事業交流で協力し、ブランド認知度および市場シェアの引き上げを図るためのマーケットアライアンスを結ぶ覚書に調印した。Jin Jiangのサイモン・チャン最高経営責任者(CEO)は、プリンスホテルとのアライアンスと提携関係から生じる相互利益によって、Jin Jiangが国際的なマーケティングネットワークを広げ、顧客に今まで以上に選択肢と利便性を与えて、アジア市場で高まるカジュアルおよびビジネス旅行の需要に対応できると語った。
プリンスホテルは「ザ・プリンス」、「グランドプリンスホテル」、「プリンスホテル」の主要3ブランドを持つ日本の大手ホテル・レジャー施設会社。東京、京都、広島、箱根、軽井沢、札幌、富良野など日本国内の大都市や主要リゾート地で41のホテルを経営している。日本のホテル業界では最大の市場シェアを持つホテルグループである。
Jin Jiangはロードショーを通して日本市場でのプリンスホテルの大きな知名度を活用し、宣伝イベントや提携見込み企業との視察を重ね、日本企業との直接交渉や関係強化を期待している。このイベントによって日本市場でのJin Jiangのブランド認知度と知名度がさらに高まると予想される。
近年はビジネスおよびレジャー旅行業界で中国と日本の企業間交流が活発化し、Jin Jiangがホテルグループとして日本市場で事業を拡大する機会が増えている。Jin Jiangのマーケティング&セールス担当ディレクターのウィリアム・カイ氏によると、Jin Jiang Hotel(錦江飯店)、Jin Jiang Tower(新錦江大酒店)、Hua Ting Hotel & Towers(華亭賓館)、Jian Guo Hotel(建国飯店)、Rainbow Hotel(虹橋賓館)、Park Hotel(国際飯店)、Shanghai Hotel(上海賓館)、Haiyun Jin Jiang International Hotel(瀋陽海韻錦江国際酒店)などの系列ホテルがロードショーに参加する。
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