【ハノーバー(ドイツ)2015年8月20日PRN=共同通信JBN】
*コンチネンタルの車台・安全性、タイヤ両部門が特に小型車に最先端の安全技術を標準装備することによって道路の安全性を向上させるキャンペーンに参加する
*Global NCAPは世界の9つのNCAP消費者新車安全検査団体の上部組織で、英国ロンドンに本部がある
*ESC、自動緊急ブレーキ、オートバイのABS、正しい空気圧とタイヤ溝の深さの重要性を強調する情報キャンペーン
*キャンペーンの公式スタートはブラジルで11月中旬に開催される世界の多くの政治リーダー、メディア代表、貨物車運行管理者のための発足イベントになる
有力な国際的自動車部品供給会社、タイヤ製造会社であるコンチネンタル(Continental)の車台・安全性部門とタイヤ部門が英国ロンドンに本部を置く世界的なNCAP消費者新車安全検査団体の上部組織であるGlobal NCAPの「ストップ・ザ・クラッシュ(衝突防止)」情報キャンペーンと提携する。
コンチネンタルの役員会メンバーで車台・安全性部門プレジデントであるフランク・ジョーダン氏は「わが社は『ビジョン・ゼロ』長期戦略を長年追求している。イノベーションと部品、システムの継続的な洗練、改善によって、わが社は道路の安全向上を推進するために有力な役割を果たしている。年間120万人以上が道路で死亡するという数字はいまでもショッキングなほど大きい。この数字を減らすために調整した努力をしなければならない」と語っている。
「ストップ・ザ・クラッシュ」キャンペーンを通じて、Global NCAPとコンチネンタルを含むパートナーは安全技術の利点についての理解を高めるデモンストレーションを推進し続ける。地域的な重点はこうした部門の車が大量に販売されている人口密度の高い途上国に置かれる。車両技術の面では重点はESC、AEBS,オートバイのASBに置かれ、タイヤの面では適切な空気圧とタイヤ溝の深さの重要性が強調される。
コンチネンタルの役員会メンバーでタイヤ部門プレジデントであるニコライ・セッツァー氏は「タイヤは車と道路の間の唯一の接触ポイントである。緊急の状況で車が間に合うように停止できるかどうか、あるいはコーナーで安全にコース上にとどまっていられるかどうかを決めるのはタイヤである。このためにわれわれは世界中のできるだけ多くのドライバーに対し、正しい空気圧で適切な溝の深さのあるタイヤを使うことの安全上の利点について情報を伝えたい。われわれは技術志向のコンチネンタル・プレミアム・タイヤ・ブランドをコンチネンタルが1企業として幅広いポートフォリオの安全技術の相乗作用から生まれる利点を守る『ビジョン・ゼロ』の領域にさらに近づける」と述べている。
コンチネンタルは年2回の「ストップ・ザ・クラッシュ」のデモンストレーション・イベントを中国、インド、マレーシア、メキシコなどの諸国で開催して最先端の安全システムとタイヤ関連の問題について理解を高める方針である。
コンチネンタルについての詳しい情報はwww.continental-corporation.com へ。
ソース:Continental Tires