【北京2015年8月12日PRN＝共同通信JBN】8月11日、Lenovoの支援を受ける中国のスタートアップZUKが同社初のスマートフォンZ1を発表した。
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パワーユーザーを対象に設計されたZUK Z1は、フィンガープリント・センサー、Qualcomm Snapdragon 801プロセッサー、64GB eMMCストレージ、4100mAhバッテリー、USB3.0 Type-Cポートを装備する。このスマートフォンの価格は1799元で、8月18日から中国で発売される。海外向けは近日リリースされる予定。
▽U-Touch：ユニークなホームボタン
ZUK Z1は、Androidホームボタンをフィンガープリント・センサーを使って独自改良したU-Touchを搭載、ホーム、バック、メニュー、アプリスイッチ、マルチタスクを1つのボタンに集約している。
U-Touchは省エネの508DPIフィンガープリント・センサーを搭載、0.31秒のスピードで正確な認証を行う。U-TouchはチップのTrustZoneにTEE認証環境を装備する。フィンガープリント・センサーはAlipayとJD Walletを含む電子決済方式を通じたセキュアな電子決済を実現する。
▽ハードウエアの特徴
ZUK Z1のスタンダード機種は、64GBストレージ、4100mAhポリマーバッテリーを提供。電話機を5分間充電すれば120分の通話が可能となる。最適化機能によってバッテリー寿命を平均よりも20%延長する。
ZUK Z1はUSB 3.0 Type-Cをサポートする世界初の携帯電話で、USB 2.0より10倍早い500MB/sの処理能力を実現。Z1はUSB OTGを使って、他の携帯電話に電力を送ることも可能である。
さらに、Z1はQualcommの旗艦プラットフォームを使ってDual SIM Dual Standbyをサポートするので、ユーザーはプライマリーSIMとセカンダリーSIMを実装した際に2つのSIMを識別する必要がない。
▽高精細カラー再現機能搭載の微調整されたカメラ
Z1はLargentレンズを装備し、1300万ピクセルCMOS使用のリアカメラ、プロ仕様のOIS光学式手ぶれ補正システムを搭載している。Z1は0.5秒で使用可能となり、焦点合わせは0.3秒で完了。800万ピクセルのフロントカメラは開放値F2.2で、1.4ミクロンのピクセルサイズが鮮明な自分撮り写真を生み出す。内蔵のフォトレタッチ機能によって、どのような写真であれ最高の結果が得られる。
▽ZUI OS：シンプルこそ素晴らしい
ZUIは、Android 5.1.1をベースにしたZUK設計の高度にカスタマイズされたユーザーインターフェースである。設計者は額縁コンセプトを1歩進め、ユニークなロックスクリーンを再設計した。
ZUIは、「シンプルこそ素晴らしい」というZUIのコンセプトにピッタリと適合する再設計の1500以上のアイコンを搭載する。ZUIは、テキストの読み取りを容易にする方式で一般サービスベンダーのSMSを操作する。ZUIは、自動プライバシー保護、システムクリーンアップ、メモリー高速化の機能も搭載する。
ソース：ZUK
