【成都(中国)2015年7月28日PRN=共同通信JBN】FUJI SEIKIは2015年7月26日、中国四川省成都市を訪れChengdu TFLiDo Sofaとの間で1000万ドルに上る購入契約に署名した。Chengdu TFLiDo Sofaの製品は今年10月に大阪、京都など日本の諸都市に到着する予定。これら製品はeコマースを通じ日本全国で販売される。
TFLiDo Sofaのゼネラルマネジャーであるチャン・ヨンシャン氏は、今回の大型商談が第16回成都国際家具工業展(International Furniture Fair Chengdu, IFFC)でまとまったと語った。IFFCは2000年に創設され、16年間にわたって成功裏に開催されてきた。ことしの工業展は2部に別れており、7月3日から6日まで第1部の家具完成品展、7月12日から15日まで第2部の家具製造・サプライ展のそれぞれが17万平方メートルの会場で開かれた。工業展には米国、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、イスラエル、日本、韓国、マレーシア、香港、台湾を含む国から1110の出展者が参加した。来場者は26万6000人(内21万1000人は専門バイヤー)にのぼった。
世界最大の家具市場の中国を十分理解しているIFFCは、中国で初となる国内家具貿易見本市を「最も好まれる国内家具取引のプラットフォーム」に発展させ、海外家具産業が中国市場に参入するための最も便利で効果的な工業展プラットフォームになった。中国の最高級品製造地域や第1級のブランドもまた中国家具市場の潜在力を拡大することで家具輸出の減少に歯止めをかけるため、積極的にこの工業展に参加した。
第16回IFFCにはタイ、日本、韓国、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンその他アジア家具連合メンバーの家具協会会長や事務局長が招待された。Japan Executive Association of Furniture Trade & Industryのナガシマ・タカヨシ事務局長は工業展に展示された高級家具に大きな関心を示し、今年8月に成都市で家具を購入するため日本の家具販売業者を組織する意向を明らかにした。海外からの来場者は以下のIFFC公式ウェブサイトでオンラインのバーチャル見本市に参加することができる。www.iffcd.com (出展者、展示を検索)
イタリアのMilan Light Industry Information CenterやEurope Wood Industry Associationのような世界的家具研究所もこの工業展と中国家具産業開発(成都)国際フォーラム(China Furniture Industrial Development (Chengdu) International Forum)に招かれた。イタリアのCentre for Industrial Studies Milano Centerで国際市場担当ディレクターを務めるジョバンナ・カステリーナ氏は、中国における3つの家具見本市の1つとしてIFFCは中国国内家具市場と国際家具貿易サーキットで重要な役割を果たすものと考えている。
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