【深セン（中国）2012年10月31日PRN＝共同JBN】China Hi-Tech Fair（CHTF）2012は中国の深センで11月16日に開幕し、クラウドコンピューティング、「三網融合」（tri-network integration、電話網、放送網、インターネット網の3ネットワークの融合）、モノのインターネット（internet of things）、モバイル・インターネット、スマートパネルなど次世代IT の最新のテクノロジーと製品を展示する。中国の「三網融合」パイロットプログラムに従って、CHTF 2012 会場での「三網融合」の展示場は今年のショーで新たなスポットライトを浴びる。
深セン市天威視訊（Shenzhen Topway Video Communication Co., Ltd）はこのショーで、「三網融合」パイロットプログラムを試験運用するため認可された新しいサービスを展示する。それによって「三網融合」でもたらされる人々の生活の変化を体験することができる。「三網融合」を政策的に推奨する目的で、2012年末に国営ケーブルTVネットワークのChina Broadcasting Network Companyが創設され、中国4番目のネットワーク運営事業社が誕生する。深セン市天威視訊は2012年2月10日、中国工業情報省（MIIT）からケーブルTVネットワーク、インターネット・データ送信、国内IP電話サービスに基づくインターネット接続サービスを承認するとの回答を受け取ったと明らかにした。
もう一つの注目点は、深セン広播電影電視集団 （Shenzhen Media Group）、深セン市天威視訊、深セン中国電信が共同開発したIPv6。「三網融合」展示場で展示され、その強力な機能を公開する。IPv6によるインテリジェント・ファミリー・ゲートウエーとサービス・プラットフォームは、携帯電話もしくはPCでのリモコン操作を経由して照明、カーテン、空調装置、音響機器、TVなどを管理することができる。IPv6は家庭内に防衛網を構築し警報を発するので、ユーザーはテキストやマルチメディアのメッセージによる警告を自動的に受けとることができる。また、IPv6に基づくビジュアルな相互コミュニケーション、リアルタイムのビデオ・モニタリング、オーディオおよびビデオによるエンターテインメントなど素晴らしいサービスが提供される。
「三網融合」に関係する企業は、Shenzhen COSHIP Electronics、Jiuzhou、Konka、Skyworthなどを含めて、NGB、HDTV、ニューメディア（CMMB, network TVs、IPTV など）、3D TV、InfoAVなど「三網融合」分野での製品、テクノロジー、サービスを紹介する。
China Hi-Tech Fair（CHTF）は、中国国務院の認可を受け1999年以来深センで毎年開催される。CHTFは最大の規模と影響力を持つ中国ナンバーワンのテクノロジーショーとして評判であり、中国の政府10省と深セン市政府の共同主催である。
ソース：The Office of CHTF Organizing Committee
