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グッドマンは、日本において800億円(10億米ドル)規模の開発パートナーシップを組成するとともに、新たな投資家から運用コアファンドへの資金調達を完了

Abu Dhabi Investment Council
2012-10-05 15:33 3116

2012年9月7日東京/PRニュースワイヤ/ --

グッドマンジャパンは本日、800億円(10億米ドル)規模の開発パートナーシップの組成、および運用コアファンドの資金調達を含む、複数のイニシアチブを完了したことを発表しました。これにより国内の物流不動産市場におけるグッドマンジャパンの地位はさらに強化されます。

(Photo: http://www.prnasia.com/sa/2012/09/04/20120904101412371132.html )
(Photo: http://www.prnasia.com/sa/2012/09/04/20120904101854879170.html )

主要な内容:

  • グッドマンジャパンは、グッドマンジャパン・ディベロップメント・パートナーシップ(「GJDP」)を組成し、グッドマンおよびアブダビ投資評議会(「ADIC」)からそれぞれ50%ずつ、併せて5 億米ドルのエクイティを調達しました。今後GJDP に対する融資を調達することにより、同パートナーシップの当初の投資予算額は800 億円超(10 億米ドル超)となります。
  • GJDPは、東京湾岸の最優良物流立地である市川に所在する、約30,000平方メートルの開発用地の売買契約を締結しました。今後60,000平方メートル規模の物流施設を建設する予定です。
  • グッドマンジャパン・コアファンド(「GJCF」)は、3社のグローバル機関投資家によるエクイティ調達の第1ステージを完了しました。これにより、GJCFに対する社外投資家のエクイティ出資額は1億米ドルを上回ります。
  • 既存テナント様2社の増床による新規賃貸借契約締結により、GJCFのポートフォリオの入居率は99%に上昇しました。グッドマンジャパンが運用する物流施設に対するお客様の需要は依然高く、本件契約締結によりGJCFの利回りがさらに向上しました。

グッドマンジャパン・ディベロップメント・パートナーシップ

GJDPは、日本の主要マーケットである東京および大阪近郊における物流施設開発案件への投資を当初の目標とします。国内の近代的物流施設に対する堅調な需要を背景に、グッドマンジャパンの実績あるソーシング力と、ローカルおよびグローバルカスタマーとの強力なネットワークを生かして、高いパフォーマンスを達成します。

GJDPの組成時の投資ポートフォリオは、今回市川で新たに取得した開発用地と、既に発表されている大阪湾岸および東京湾岸の開発プロジェクトを併せ、3件の高品質な物流施設開発により構成されています。初期ポートフォリオの総賃貸面積は約25万平方メートル、竣工時の想定価値は555億円超(7億米ドル超)になると見込まれます。

グッドマングループの最高経営責任者であるグレッグ・グッドマン氏は以下のようにコメントしています。「本日発表した一連のイニシアチブは、当社が推進する主要なグローバル投資家とのパートナーシップアプローチが奏功して実現しました。また、第三者の資金を当社の開発パイプラインに取り込み、開発事業の拡大を図る当社の戦略にも合致しています。日本においては、堅実かつ計画的にビジネスの成長戦略を実行していますが、GJDPの組成により、ビジネスの成長ペースは大幅に加速されるものと期待しています。GJDPの初期ポートフォリオに組み入れられる3件の開発プロジェクトは、グッドマンジャパンのチームが、国内のお取引先様との良好な関係や多彩なネットワークを駆使し、直近10カ月間に相対取引で取得したものです。これらの開発用地はすべて、主要港に隣接し、需要が供給を上回るエリアに位置しています。」

合計555億円(7億米ドル)相当の開発案件を確保

グッドマンジャパンは、昨年後半に取得したグッドマン堺、本年3月に取得したグッドマン川崎に続き、この度グッドマン市川の開発用地を取得いたしました。 

グッドマン市川の概要:

  • 市川は国内有数の優良物流拠点です。
  • グッドマン市川は羽田空港、東京港、および千葉港へのアクセスに優れ、首都圏中心部に近い戦略的ロケーションに立地しています。
  • 二俣新町駅から徒歩圏内に位置する土地に、6万平方メートルの近代的なマルチテナント型物流施設を建設予定で、各階ランプを含む高機能デザインを検討中です。
  • 竣工時の想定価値は170億円超(2億1,500万米ドル超)の見込みです。

グッドマンジャパンの社長兼CEOであるポール マクギャリー氏は以下のように述べています。「日本において、当社はフォーカス戦略を展開しています。物流業界の再編が進む中、需要が拡大する一方で継続的に供給が限定的なエリアに的を絞り、開発事業を推進しています。前述の3件の開発プロジェクトは、国内の製造業、小売業、および物流業界を含むサプライチェーンの構造改革により、コスト削減のニーズが高まるお客様に対し、カスタムメイドのソリューションを提供できる質の高いプロジェクトです。これらの新規開発物流施設は、お客様のオペレーション効率改善と利益率の向上に貢献できると確信しています。」

グッドマンジャパン・コアファンド

概要:

  • GJCFのポートフォリオは東京、大阪、および福岡近郊に位置する、9棟の高品質な近代的物流施設および1件の開発用地により構成されています。
  • 運用物件の平均築年数は5年、加重平均賃貸契約残存期間は 4.3 年です。
  • ポートフォリオのテナント顧客は、国内外の大手3PL業者などの有力企業により構成されています。
  • ポートフォリオの鑑定評価額は490億円超(6億2,000 万米ドル超)です。2012年2月に魅力的な条件で期間5年のリファイナンスローンを調達し、負債比率は50%に抑えています。
  • GJCFの戦略は、賃料収入の上昇と資産価値の増加による安定した収益リターンが期待できる、日本の物流不動産への投資です。
  • GJCFは投資家に対する リターンの増強を図るため、リスクの少ない開発案件への抑制された投資機会(GAVの10%以下)を提供します。
  • GJCFは、グッドマンジャパンおよび新たに組成されたGJDPが保有する既存物件および竣工済みの開発物件を取得することも可能です。
  • 本年後半に予定されているGJCFの第2回資金調達に対し、現在複数の国際的な機関投資家がデューデリジェンスを行っています。

グッドマンジャパンの社長兼CEOであるポール・マクギャリー氏は、以下のようにコメントしています。「日本の物流業界を取り巻く構造改革の流れが、近代的な物流施設の需要を生み出していますが、主要な物流エリアにおけるスペースの供給は依然限定的です。GJCFはこのような市場環境に機会を見い出し、機関投資家の皆様に安定した収益に基づく投資リターンを提供します。グッドマンジャパンの高品質なポートフォリオと優れた実績に加え、投資家とファンドマネジャーの利益目線を等しく保ち、常にファンドガバナンスを徹底するパートナーシップアプローチが高く評価され、グローバル投資家の皆様からパートナー企業として選らばれました。この度、GJCFに新たな投資家からの資金を調達できたことを大変嬉しく思っています。」

グッドマングループについて(ASX: GMG)

本件の詳細については www.goodman.com をご参照ください。

本件に関するお問い合わせ先:

Mathew Werner
Group Corporate Communications Manager
Tel +61 2 9230 7159

戸梶真理(とかじまり)
グッドマンジャパン株式会社 セントラルエグゼクティブ
Central Executive, Goodman Japan
連絡先 03 6910 3341

出所:グッドマングループ

ソース: Goodman Group
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