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郵便物の完全自動振り分けを可能にする特許を申請 スマホの位置情報を活用

Hong Yong
2015-03-17 17:19 867

【長沙(中国)2015年3月17日PRN=共同通信JBN】速配サービス産業は近年の電子商取引の急速な発展に伴い迅速に成長しているが、郵便物を送る時には依然として住所、郵便番号などの情報を書き込まなければならない。中国のホン・ヨン氏が申請中のPCT特許(申請番号:PCT/CN2013/074342)は「METHOD AND DEVICE FOR DETERMINING MAIL PATH INFORMATION(郵便物通過情報決定の方法とデバイス)」のおかげでこの伝統は時代遅れとなり、速配サービス産業は今よりインテリジェントなものになる。

この方法を使用し、郵便物の送り手と受け手は携帯電話で自分の住所の緯度・経度を手に入れ電話番号と共にコンピューター・システムに登録する。配送業者はシステムからの連絡を受けて郵便物を受け取ると、システムが送り先の緯度・経度に基づいて最良の配達経路と順番をはじき出す。このため配送業者は、郵便物を送る際に効率を損なっている大量の街路やビルの住所を覚えておく必要がなくなる。結果として送り手、受け手、配送業者は携帯のアプリで仕事がしやすくなる。携帯電話のキーパッドを打つだけで誰もが郵便物、リポートが送れるし郵便物の位置を問い合わせることもできる。

この革命的技術で最大の利益を得るのは疑いもなく配送会社である。なぜならこの方法は、これまでの自動振り分け技術では完全に解決し得なかった住所や郵便番号による分別の問題を解決することが主目標だからだ。送り手、受け手の緯度・経度が一度オンライン登録されれば、コンピューター・システムの速配業者ごとの電子地図にあらかじめ設定してあるカバー範囲と各配送業者の分別レベルの情報に基づいて、システムが収集業者から配送業者への経路を決定することができる。

完全に機械化された分別は、郵便物の配送経路にある分別場所で各郵便物固有のバーコードをスキャンすることで実現できるだろう。こうすることによって従来型の自動分別システムに比べ、毎年世界で数十億の郵便物の分別にかかる人件費は大幅に削減されるだろう。本特許に基づく第三者の統合プラットフォームによって、郵便物の送り手と受け手は配送業者を選択でき、速配会社は配送経路を計算し輸送手段の計画を立てたり、共有したりすることが可能になる。

詳細は以下でホン氏に連絡を。hyonghyong@vip.126.com

ソース: Hong Yong