【北京2015年3月12日PRN】中国人民政治協商会議(CPPCC)第12期第3回会議は3月3日開催され、第12期全国人民代表大会(NPC)は3月5日にスタートした。中国政府の主要な政策と社会福祉計画がこの場で決定されるため、中国社会で影響力のあるメンバーが助言と提言をするよう求められる。
中国がますます世界の問題に関与するようなっているため、海外在住の6000万中国人コミュニティーと中国との結びつきが深まっており、彼らの期待はますます注目を集めるようになっている。これら世界27カ国のコミュニティーから38人がことしのCPPCCに参加、この中に完美時空有限会社(Perfect World、パーフェクトワールド)のロバート・シャオ最高経営責任者(CEO)が含まれている。シャオCEOは「ビッグデータによって新時代の中国広報文化外交を形成」することを提案しており、討議の大きな話題になっている。
パーフェクトワールドは長年、世界中でオンライン・エンターテインメント製品とサービスの発展にコミットしており、世界100カ国・地域を超えて製品を販売することに成功し、ゲームという手段を通じ世界のプレーヤーが中国の伝統文化を理解、評価、尊敬する場をつくった。パーフェクトワールドは多くのチャンネルを通じ、中国の文化伝統、風習、人々に関する知識を提供する機会を最大限にし、また中国のポジティブなブランドイメージを提供した。ソーシャルコミュニケーションのデジタル化が進む中で、ビッグデータ時代の到来は中国外交の発展に全く新しい機会をもたらすだろう。
ロバート・シャオCEOは以下のように提案している。「中国の広報文化外交を形成するため、一般的な動向とビッグデータの科学的な使用を連携し続けるべきである。まず初めの段階では、外交分野でビッグデータの基本的インフラストラクチャーを強化する必要がある。次に必要なのは科学的、効果的な政策決定メカニズムの確立を促進することである。3番目は、中国外交の異なるオーディエンスを調査するためにビックデータを積極的に使用し、オーディエンスグループごとに特定のコミュニケーション戦略を開発するべきである。4番目に、われわれは広報文化外交に関するデータをリアルタイムでモニターできるメカニズムを確立するべきである。このメカニズムによって、フィードバックがタイムリーに行われ、将来起こりうるシナリオの手引き、予報のツールとして使用できる」
ソース:Beijing Perfect World Network Technology Co., Ltd.