【パース(オーストラリア)2015年2月18日PRN=共同通信JBN】フランスのパフォーマンス集団Royal de Luxe(ロワイヤル・ド・リュクス)による「Incredible and Phenomenal Journey of the Giants to the Streets of Perth(パース街頭を練り歩く巨人)」を観衆140万人が体験した。2月13日、3日間にわたる第63回パース国際芸術祭を開幕した無料の豪華ショーである。
マルチメディアリリース:http://www.prnasia.com/mnr/perth_festival_2015_en.shtml
オーストラリアと世界各地のビジターが市全体に合流、身長6メートルの巨人少女(Little Girl Giant)、恐るべき11メートルの巨人ダイバー(Diver Giant)と恋に落ちた。
3日間にわたる物語は、オーストラリア・ニュージーランド連合軍(Anzac)と第一次世界大戦におけるオーストラリア軍の戦功(トルコ・ガリポリ上陸作戦)の100周年記念、西オーストラリア・アボリジニ社会の称賛を紡ぎ合わせ、とりわけ子どもらしい驚嘆でパース市を団結させるものであった。
パース国際芸術祭の芸術監督ジョナサン・ホロウェイ氏は「子どもを育てるには村中が関わると言われているが、巨人を育てるには市全体が取り組まなければならない」と語った。
同氏は「パースはこのイベントのために一体化し、みなが受け入れた。これは、たぐいまれな変形アートの最大級の実例。パースが巨人たちとともに歩いた週末を決して忘れないということは、だれもが認めるところだ」と付け加えた。
1日目、巨人少女が旅立つと、その美しさ、ユーモア、驚きの瞬間を大勢が目撃した。彼女は先住民女性が歌いかけると目を覚まし、観衆を魅了した。2日目、巨人ダイバーが起きて巨人少女の捜索を始め、克服できそうにない障壁も乗り越えてしまう。この日は巨人2人の感動的な再会で終わり、周りの群衆は大喜びした。3日目、巨人2人はAnzac記念式典に参加した後、旅を続けるため帆船でスワン川を下っていった。
ほかのハイライトとしては、パースの子どもがつくった本の巨人少女への贈呈などがあった。このプロジェクトに伴う広範な教育プログラムの一環である。
パース国際芸術祭はオーストラリアで最も長く続いている国際芸術祭で、西オーストラリアの主要な文化イベントである。芸術祭は卓越した国際プログラム、新作品のプレゼンテーション、最高の観衆アート体験により、世界的に評判を高めてきた。芸術祭は62年にわたり、パースに世界最高級のリビングアーティストを迎えている。
▽問い合わせ先
Rania Ghandour
Perth Festival Media Relations Manager
+61-8-6488-8618/+61-403-025-535
rghandour@perthfestival.com.au
Video - http://static.prnasia.com/pro/media/201502/perth/perth_201502.mp4
Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20150216/8521500962-a
Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20150216/8521500962-b
ソース:Perth International Arts Festival