【シドニー2015年2月17日PRN=共同通信JBN】大手スマートエネルギー・ソリューション・プロバイダーのETソーラー(ET Solar Energy Corp.)は12日、子会社ETソーラー・オーストラリア(ET Solar Australia Pty Ltd)がオーストラリアの商用太陽光発電市場のビジネス開発のため、同国のClean Energy Finance Corporation(CEFC、クリーンエネルギー金融公社)から負債による2000万オーストラリアドル(以下ドル)の資金調達することで合意に達したと発表した。
ETソーラーは最大1330万ドルを株式発行の形で供給し、CEFCが優先弁財債務の形で最大2000万ドルを融資する。これによって商用の電力購入契約(PPA)による太陽光発電プロジェクトを創出することができる。債務はETソーラーが開発、所有することになるソーラーシステムを構築する資金として使われる。
ETソーラーはこれらの努力によって、電力購入者であるショッピングセンター、鉱山業、製造業を含む各種商用ユーザーに対して、30KWから2MWの規模のソーラーシステムを所有、運用する。これら商用電力ユーザーは、PPA価格が現行の電気料金よりかなり低額であることから、より低い光熱費になる恩恵が得られるよう10年から20年にわたる計画対象期間でETソーラーと事前合意価格によるPPA契約を結ぶことになる。
CEFCのオリバー・イェーツ最高経営責任者(CEO)は「PPAモデルは、世界的基盤で大いに成功していることを実証済みである。そして特にオーストラリアの商用PPA市場は、今後成長かつ深化する大きな可能性がある。われわれはより多くのオーストラリア企業が低コストで環境に優しい太陽光発電エネルギーから恩恵を受けることができる、先行投資による資金需要のバリアーを取り除く1つの方策として、ETソーラーの商用PPAモデルがあると見ている」と語った。
ETソーラーのデニス・シー社長兼CEOは「われわれは昨年、この素晴らしい市場に当社ソリューションビジネスを開発するため、オーストラリアの子会社を設立した。CEFCの融資は、当社のPPAモデルの展開に大いに役立ち、オーストラリア国内の商業セクターが使用電力コストを大いに削減するのを支援する」と指摘した。
ETソーラーはPV(太陽光発電)システムの有力な基準となり、最優秀国内販売業者と認定インストーラーとのビジネスパートナーを保証して、オーストラリアのすべての分野の企業に各種ソリューションを提供する。同社はすでにクイーンズランド州で実行中の試験的な商用PPAプロジェクトがあり、その他多くの同様のプロジェクトを同国で開発中である。
▽CEFCについて
Clean Energy Finance Corporation(CEFC)は市場の壁を克服するため商業的アプローチを採用して投資し、再生可能エネルギー、エネルギー効率、低排出技術に投資を集中している。CEFCはClean Energy Finance Corporation Act(クリーンエネルギー金融公社法)2012に基づいて運営されている。
▽ETソーラーについて
ETソーラーは、大手スマートエネルギー・ソリューションプロバイダーである。ETソーラーは革新的なソーラーテクノロジーと自前の金融ソリューションを持って、開発、資金調達、エンジニアリング、調達、建設、運用、保守を含む太陽光発電プラントの全ライフサイクルを通じて専門的なワンストップ・ソリューションを提供する。ETソーラーの詳しい情報はhttp://www.etsolar.com を参照。
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ソース:ET Solar Energy Corp.