東京, 2024年10月30日 /PRNewswire/ -- バスク政府の支援を受け、リオハ・アラベサ原産地呼称(D.O.)ワイン、チャコリ、バスク産シードルを生産する計22のワイナリーが日本市場に自社製品を紹介しました。この取り組みは、バスク地方と日本というアジアの国との親和性と結びつきを強調するものとなりました。
「日本はバスク産品にとって新興市場です。」とバスクの食料・農村開発・農業・水産大臣であるアマイア・バレド氏は東京で開催されたバスクワインフェアにてEFE通信社に語りました。
「バスク地方(Euskadi)にとってこの市場は非常に重要です。強い親和性と結びつきがあります。」とバレド氏は述べ、両地域が「古くからの言語」を共有し、高品質な製品に対する独自の価値観を持っていることを強調しました。
約270名の専門家が参加したバスクワインフェアでは、エノロジスト兼ソムリエのミケル・ガライサバル氏によるテイスティングセッションや、地元のワイン製品を紹介するショールームが設けられました。
参加した22のワイナリーのうち、12社はすでに日本で製品を展開しており、約10社が市場進出に向けて取り組んでいます。フェアの後、バスクワインは日本の天皇陛下にも届けられ、「陛下は、厳選された品々を受け取られる予定です」とバスクの食料・農村開発・農業・水産副大臣のラウル・ペレス・イラチェタ氏が述べました。
すでに日本で確立されているチャコリを取り扱うアメストイ・チャコリーナ(Ameztoi Txakolina)の営業部長であるアンヌ・オルテガ氏は、日本ではこの製品が「非常に特別に丁寧に扱われています。」と述べ、一方スペインでは「軽視されがちなワイン」であることも指摘しました。
一方、リオハ・アラベサワインを生産する歴史あるバルデラナ・ワイナリー(Valdelana Winery)の輸出担当部長であるマルコス・ブレトン氏は、日本で製品を紹介することについて「とても刺激的」と述べ、日本を「最先端の国」と見なし、同国と「より自然な形で物事に取り組む姿勢」を共有していると語りました。
リオハ・アラベサワイン(バスク地方南部産)と、パーカー氏およびティム・アトキン氏から97点以上の評価を得たチャコリワインのテイスティングに先立ち、日本の業界関係者に向けて、ペレス・イラチェタ氏は、バスクのクラフトビール分野が過去10年にわたり「アラバの生産者とビール業界を結ぶプロジェクト」として発展してきたことを付け加えました。
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