リヤド(サウジアラビア), 2024年10月16日 /PRNewswire/ -- Economic Cities and Special Zones Authority(経済都市特区庁、英文略称ECZA)が本日、初のGlobal Logistics Forum(グローバル・ロジスティクス・フォーラム、英文略称GLF)に合わせて3つの重要な発表を行いました。
GLFは、物流の世界地図を再構築し、ECZAが2つの新しい適格基準証明書を授与する重要な瞬間となったほか、サウジアラビアの経済特区(SEZ)全体の投資家向け物流サービスを強化するサウジ・ポスト(SPL)との提携も確認しました。
Tharawat Alqata Industries Company(タラワット・アルカタ・インダストリーズ社)とAutomotive Solution Company for Logistic Services(マサラット・モビリティ・パーク)に発行された適格基準証明書により、両社はKing Abdullah Economic City Special Economic Zone(アブドゥラー国王経済都市経済特区、KAEC SEZ)に施設を設置することになります。
これらの証明書、およびそれによって可能になる投資は、KAEC SEZにおける自動車産業クラスターの継続的な成長を実証します。ECZAとサウジアラビアにとって優先成長分野であるこのクラスターへの投資家には、Lucid(ルシード)、Ceer(シア)、Hyundai(ヒュンダイ)、Pirelli(ピレリ)などの大手自動車ブランドが含まれています。これらの基幹自動車事業は、2034年までにサウジアラビアのGDPに年間80億米ドル以上貢献し、その過程で数千の雇用を創出すると期待されています。
ECZAとSPLとの新たなパートナーシップは、ECZAがサウジアラビアの他の公共部門組織と締結した複数の戦略的提携のうち、最初のものです。SPLとの提携により、SEZ内で投資家の事業を簡単に遂行できる新しいアドレス・システムの開発が実現します。さらに、この提携により、SEZ内の各企業向けにカスタマイズされたインセンティブが生まれることになります。
これらの重要な発表について、ECZA事務局長のNabil Khojah氏は次のように述べています。「2023年に4つの新しい経済特区が発足して以来、各特区への新たな投資を確保し、政府パートナーとのより緊密な統合を図るためにECZAは精力的に取り組んできました。
「ECZAがグローバル・ロジスティクス・フォーラムで行った発表は、ECZAが加速させているビジネスとクラスターの変革を示すものです。この2つの新しい適格基準証明書により、ECZAとサウジアラビア王国にとっての優先分野であるKAEC SEZの自動車業界クラスターへの投資が促進されます。
「サウジ・ポストとECZAの提携により、SEZ内の物流業務が強化され、サービスが合理化され、サウジアラビアのSEZで事業を展開したい投資家にとってすでに魅力的な提案が、さらに魅力的なものになっていくでしょう。」
2023年に開設されたサウジアラビアのSEZは、いずれも戦略的な場所にあります。KAEC SEZとジーザーンSEZは紅海沿い、ラス・アル=ハイルSEZはアラビア湾に位置し、3大陸を結ぶユニークな玄関口として機能しています。これにより、企業はサウジアラビア国内の各SEZに事業拠点を設置でき、強靭なサプライ・チェーンと新たな市場へのアクセスが促進されます。
ECZAは、SEZへの外国投資の拡大に引き続き取り組み、Saudi Vision 2030(サウジ・ビジョン2030)の重要な柱である「A Thriving Economy(繁栄する経済)」の創出に貢献します。