スーパーナルとシグマエアモビリティ、AAM市場開発で提携

Supernal

2024-07-25 00:13 1311

ファーンボロー（英国）, 2024年7月25日 /PRNewswire/ -- ヒョンデ・モーターグループ（HMG）傘下の先進的な空中移動（AAM）企業であるスーパーナル（Supernal LLC）と、ルクサビエーション・グループ（Luxaviation Group）企業であるシグマエアモビリティ（Sigma Air Mobility）は本日、南アジアおよび東南アジアの主要市場と南欧の潜在的な機会を狙って、将来のAAMインフラおよび投資のターゲット市場を特定し、開発するための共同の取り組みを発表しました。この協力関係は、両社の専門知識を活かし、これらの地域における脱炭素化されたアクセス可能な空中移動ネットワークの構想、立ち上げ、拡大を先導することを目的としています。シグマはスーパーナルの電動垂直離着陸（eVTOL）を運用し、バーティポートの開発と運営および関連サービスを提供します。

2024年のファンボロー国際航空ショーで発表されたこの提携は、スーパーナルとHMGのeVTOL設計・製造に関する専門知識を、シグマおよびルクサビエーション・グループの世界的なプレゼンスと航空機フリートおよびインフラ運用、訓練、技術サービスにおける豊富な専門知識と結びつけるものです。両親会社は合わせて60か国以上で事業を展開しており、HMGは42か国、ルクサビエーションは23か国でグローバルなプレゼンスを持っています。

スーパーナルは、都市環境における効率的な輸送オプションの需要増加に対応するために、60マイルの距離を移動し、時速120マイルで巡航するeVTOL車両の開発を通じて都市内移動を再構築しています。スーパーナルは、2024年のファンボロー国際航空ショーで、実物大のeVTOL車両コンセプトであるS-A2を展示しています。スーパーナルは商業航空の安全基準を達成し、車両の大規模製造を可能にし、2028年にオペレーターが市場に参入できるように、開発スケジュールをより広範なエコシステムに合わせます。

シグマは広範な顧客層にAAMソリューションを提供しており、航空機の電化が航空輸送業界全体でネットゼロ目標を達成するために不可欠であると認識しています。同社は、ルクサビエーション・グループの揺るぎない環境保護への取り組みにおいて重要な役割を果たしており、その取り組みは「ゴー・トゥ・ゼロ（Go-to-zero）」投資基金、持続可能な航空燃料の利用拡大、2030年までの完全脱炭素化の目標によっても示されています。ルクサビエーション・グループは、世界最大級のビジネス航空機、ヘリコプター、およびプライベート航空ターミナル運営会社の1つです。シグマは、持続可能でアクセス可能な空中移動に向けた取り組みにおいて、ルクサビエーションの豊富な運用経験と広範な拠点を活用しています。

「より持続可能な航空ソリューションの必要性は世界的なものですが、特定の輸送ニーズは地域ごとに異なります。」とシグマエアモビリティのCEOであるクリストフ・ラピエール氏は述べました。「シグマエアモビリティとスーパーナルが協力することで、当社のソリューションを最適な市場に合わせ、先進的な空中移動へのアクセスを拡大できます。」

「スーパーナルは、輸送の脱炭素化に向けた革新的なソリューションを受け入れる準備ができている地方政府のリーダーたちとの関係を構築しています。」とヒョンデ・モーターグループの社長であり、スーパーナルのCEOであるジェイウォン・シン氏は述べました。「スーパーナルとシグマエアモビリティは、先進的な空中移動に対するビジョンを共有するだけでなく、業界の発展を目指す補完的なビジネス目標も共有しています。」

複数年にわたる覚書の下、スーパーナルとシグマは共同プロジェクトのターゲット市場を特定し、地域の輸送ニーズに合わせ、公共および民間のパートナーや投資家と協力して、地域のAAMエコシステムを構築するために必要な構造を確立します。

スーパーナルについて

スーパーナルは、先進的な空中移動（Advanced Air Mobility）企業で、電動垂直離着陸（eVTOL）車両と地上から空へのエコシステムの開発を手がけています。ヒョンデ・モーターグループの一員として、スーパーナルは世界クラスの製造、自動化、サプライチェーン、研究開発の専門知識を活用し、この新しい効率的な交通手段を今後数十年にわたって広く利用できるようにしています。言い換えると、私たちは最初に市場に参入するのではなく、まず適切な製品と市場を構築しています。詳細な情報は、Supernalのニュースルームサイトをご覧いただくか、LinkedInでフォローしてください。

シグマエアモビリティについて

シグマエアモビリティは、持続可能性と革新に重点を置いて航空輸送を変革することを使命とする、先進的な空中移動（AAM）分野の先駆者です。シグマは、OEM先進技術、最高水準の顧客体験、そして最高の安全基準を統合したエンドツーエンドのソリューションを活用しています。同社の使命は、既存のリソース、専門知識、およびインフラを活用し、環境への影響を軽減しつつ、接続性を向上させるために、eVTOLおよびeCTOLを利用したAAM（先進的な空中移動）運用を展開し、拡大することです。シグマエアモビリティはルクサビエーション・グループの一員であり、持続可能な航空輸送の先導役として、機動的かつ効率的なグローバルモビリティの未来を確保することにコミットしています。 https://sigmaairmobility.com/

問い合わせ先：
ジェニファー・ダーランド
スーパーナル
jennifer.darland@supernal.aero

ユリアン・ティッセン
ルクサビエーション・グループ
Julianne.thiessen@luxaviation.com

Jaiwon Shin, president of Hyundai Motor Group and CEO of Supernal, and Christophe Lapierre, CEO of Sigma Air Mobility, finalized their collaboration during a signing ceremony in Supernal's chalet at the Farnborough International Airshow.