ジュネーブ, 2024年7月23日 /PRNewswire/ -- UBPの運用資産 (AuM) が2023年末の1,400億スイスフランであったのに対し、2024年6月末には7.7%増の1,508億スイスフランとなりました。この増加は、主に、年初以降の金融市場の堅調なパフォーマンスと、為替レートのプラスの影響によるものです。
上半期の総営業利益は、2023年同期の6億1,640万スイスフラン (+8.8%) から6億7,060万スイスフランに増加しました。この成果は、顧客取引量の増加により、純手数料と手数料収入が増加し (+5.6%) 、安定した経常手数料が支払われたことによるものです。純利息収入 (NII) は高金利環境に支えられ、3,610万スイスフラン (+17.4%) と堅調に推移しました。
2024年上半期の営業費用は、前年同期には4億1,480万スイスフランであったのに対し、4億4,360万スイスフランでした。この増加は主に、2023年にフロントオフィスの従業員を中心に大量採用が行われたことに伴うインフラ費用によるものです。
税引前営業利益について、前年の1億3,800万スイスフラン (+21.7%) に対し1億6,790万スイスフラン、純利益は前、年の1億1,080万スイスフランから24.6%増の1億3,810万スイスフランとなりました。また、費用利益率は66.2% (2023年末は67.9%) でした。
ムーディーズが発行する長期預金格付であるAa2でも確認されているように、当行のティア1比率が27.2%、短期流動性カバレッジ比率 (LCR) が267.8%であることは、当行のバランスシートの質と財務体質を反映しています。
「当行と当行のお客様は2024年上半期に『高金利と安定したリターン』という堅調な金融環境からの利益を得られています。お客様の活動レベルには改善が見られるようになり、当行では昨今の市場環境に合わせて調整した投資ソリューションを提供できるようになっています。合わせて、コンプライアンス・フレームワークとITインフラストラクチャの両方ともに多額の投資を行い、複雑化が進む規制環境で規制当局の厳格化する要求に対して継続して対応できるようにするのに役立ちます」とUBPのCEOであるGuy de Picciotto氏は述べています。
UBP銀行 (Union Bancaire Privée、英語略称「UBP」) についての詳細はこちらから – www.ubp.com
UBPはスイスを代表する民間銀行の1行であり、ティア1の比率は、27.2%で、最も資本金の多い銀行の1行です。個人および機関投資家のクライアントの両方向けのウェルスマネジメントの分野を専門としています。ジュネーブに本社を置いて、世界20以上の拠点で2,117人の従業員を擁しており、運用資産は1,508億スイスフラン (すべて2024年6月30日時点) です。