ニューデリー, 2024年6月6日 /PRNewswire/ -- 電気自動車(EV)向けエネルギーインフラおよびサービスの大手プロバイダーであるSUN Mobilityは、多角的な大手総合エネルギー企業、IndianOilとの戦略的提携および合弁事業を発表しました。両社は、最大規模のバッテリー交換インフラネットワークを2030年までに構築し、展開することを目指しています。
合弁会社は今後3年間で、40以上の都市に1万か所以上のバッテリー交換ステーションを設置し、便利な「Battery as a Service」(BaaS)モビリティソリューションを提供することで、2W、3W、4W小型車両の電気モビリティのシームレスな導入を予定しています。
SUN Mobilityは現在、インド国内の20都市で2万5,000台以上の電気自動車をサポートしています。630を超えるステーションと5万台以上のスマートバッテリーを活用し、毎月100万回以上のバッテリー交換を行いながら、さまざまな2輪車および3輪車の顧客にサービスを提供しています。
SUN Mobilityの共同創業者兼会長、Chetan Maini氏は「7年前、SUN Mobilityを創業した目的は、電気自動車を手頃な価格にし、航続距離への不安と電気自動車の充電時間を減らすことでした。以来、私たちは、複数のOEMによるさまざまな形状とサイズの電気自動車をシームレスにサポートする、世界有数のバッテリー交換用オープンアーキテクチャプラットフォームを開発してきました。現在、世界有数のエネルギー企業各社と提携し、このプラットフォームをグローバルに展開しています。世界環境デーに当たる本日、両社が力を合わせてインドのモビリティを変革し、世界が見習うべき基準を設定するという目標を発表できることを誇りに思います。」述べています。
この戦略的合弁事業は、37,000以上の給油所をインド国内に持つIndianOilのネットワークと、他の追随を許さないSUN Mobilityのバッテリー交換技術を合体させ、従来の給油所と同じように利用できるようにするものです。それにより、Battery as a Service(BaaS)を簡単に利用できるように全国展開して、EVに関する顧客満足度を向上させます。また、バッテリーのコスト、メンテナンス、交換、充電時間に関する不安も軽減します。
IndianOilについて
IndianOilは、インド最大規模の企業です。企業評価も高く、Fortune 500ランキングでは、インドのエネルギー公共部門企業のトップを占めています。同社の2023~24年度の営業収益は8兆6,634億5,000万ルピーに達しています。多角的な総合エネルギーメジャーであるIndianOilの事業は、炭化水素のバリューチェーン全体にまたがっています。最近では、IndianOilは再生可能エネルギーや代替エネルギーの分野でも存在感を高めており、同時に様々な持続可能なエネルギーソリューションも模索しています。IndianOilは、3万人を超える従業員、広範なインフラ、高度な研究開発施設を擁しています。今なお拡大を続け、現在では全国で6万を超える顧客のタッチポイントのネットワークを通じ、同社は10億人以上のインド人の生活に直接関わっています。世界に目を向けた同社の願望は、スリランカ、モーリシャス、UAEなどの国々でも強力な事業展開を行うことで達成されています。
SUN Mobilityについて
SUN Mobilityは2017年、電気モビリティとクリーンエネルギー分野のパイオニアであるSUN GroupとMaini Groupが共同で設立した企業です。同社は、バッテリー交換技術でインドを代表するプロバイダーであり、自動車技術の大手プロバイダーであるBoschと、世界のエネルギー取引をリードするVitolから多額の投資を受けています。
SUN Mobilityのエネルギーソリューションを構成する要素は、スマートバッテリー、クイック交換ステーション、あらゆるものを接続するスマートネットワークです。SUN Mobilityは、これまでに全国20以上の都市で630以上のSwap Points™にソリューションを導入し、4億6500万km以上の航続距離と2000万回以上のバッテリー交換を実現しています。その取り組みを通じ、同社はCO2排出量を最大63,000トン削減し、より環境に優しくクリーンな未来の実現に貢献しています。
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2431188/SUN_Mobility.jpg?p=medium600