"車の中で LGチャンネル、You Tubeを楽しむ"
ソウル(韓国), 2024年5月27日 /PRNewswire/ -- LGエレクトロニクス(代表取締役チョ•ジュワン)が車両用webOSコンテンツプラットフォーム(ACP、Automotive Content Platform)の顧客を、内燃機関車を越えて電気自動車まで拡大。楽しめるコンテンツを12種類まで増やし、モビリティ領域で新しい顧客経験を提供する。
LGエレクトロニクスは7月、韓国で発売される起亜自動車の新しい廉価型電気自動車EV3に車両用webOSコンテンツ プラットフォームを供給する。webOSが電気自動車に搭載されたのは今回が初めてだ。
LGエレクトロニクスは昨年10月、2024年型ジェネシスGV80とGV80クーペの新モデルに車両用webOSを初めて適用した。以降、ジェネシスG80、起亜カーニバルなどにwebOS適用車種を拡大している。
webOSは全世界2億台以上のLGスマートテレビを駆動する運営プロセスだ。
LGエレクトロニクスはテレビで検証されたwebOSをベースに、顧客が車両内部に最適化されたUXを通じて、多様なコンテンツとサービスを楽しめる車両に特化したwebOSを開発した。
起亜EV3は、車両用webOSを通じて、モバイル端末やテレビで楽しんでいた様々なコンテンツを、走行安全規定に従って運転席と助手席でリアルタイム ストリーミングで視聴するエンターテインメント システムを備えている。これらは、自動車用データ料金制に申し込みすれば利用可能だ。
楽しめるものはさらに豊富になった。EV3に適用される車両用webOSは▲LGチャンネル▲U+モバイルTV▲YouTube▲ネットフリックス▲ウェーブ▲ティービング▲スポTV▲赤ちゃんサメキッズワールド▲スティングレイカラオケ▲フリーゲームズバイプレイワークス▲ゴールドタワーディフェンス▲エルドラドなど、12個の専用アプリで多様なコンテンツを提供する。
LGチャンネルは広告を見れば無料でコンテンツを楽しめ「FAST(Free Advertising Streaming TV、広告基盤無料ストリーミング)」サービスだ。
車両用LGチャンネルには国内のおよそ80個のチャンネルと、映画、ドラマ、アニメーションなど、400あまりのVODを見ることができる。会員登録などの煩わしい手続きをせずに、高品質ストリーミング映像を視聴できるのが長所で、リアルタイムでニュースも視聴できる。LGエレクトロニクスは今後、スマートテレビと同じレベルまでLGチャンネルサービスを拡大する計画だ。
車両用webOSコンテンツ プラットフォームは、LGエレクトロニクスのSDV(Software Defined Vehicle、ソフトウェアSDV車両)ソリューションである「LGアルファウェア(LG αWare)」のうち、車両用エンターテインメント ソリューションである。これは顧客の生活空間を車両に拡大し、道路上で過ごす時間をより価値あるものにするため、差別化された高画質•高音質コンテンツの経験を提供するものだ。
LGエレクトロニクスは今年初め、CES2024でSDVソリューションであるLGアルファウェアを紹介し、自動車をSDVソリューションで駆動させる「車輪付き生活空間(Living space on wheels)」として構想していると明らかにした。
LGエレクトロニクスは、テレビや生活家電など、様々な分野で蓄積した技術力やインサイトを基に、車利用者の顧客経験を向上させ、インフォテインメント市場の革新を主導している。
起亜自 顧客経験本部長のリュ•チャンスン専務は「LGの車両用webOSコンテンツプラットフォームを含め、ユーザー中心の革新技術を搭載したEV3を通じて、顧客は好みの様々なプレミアム ストリーミングサービスで楽しい車両経験をするだろう」という。
LGエレクトロニクスVS事業本部長のウン•ソクヒョン副社長は「車の中でエンターテインメント経験を提供する車両用webOSコンテンツ プラットフォームをはじめ、完成車の顧客はもちろん、ドライバーと搭乗客に差別化された顧客経験を提供する革新的な電装ソリューションを引き続き披露する」と述べた。