シドニー、2024年5月27日 /PRNewswire/ -- 患者やスタッフから求められる、より高い安全性と環境配慮の基準を満たすため、病院における効率的な廃棄物管理が、他の分野に比べてますます重要になってきています。
Envac自動廃棄物収集システム(AWCS)は、密閉パイプネットワークを使って、あらゆる種類の廃棄物や汚染リネンを効率的に回収・輸送できるため、病院のニーズに最適なシステムです。この技術は、世界中の有名な病院プロジェクトで高い関心を集めています。
最近、Envacは自動廃棄物収集システム(AWCS)のメリットを活かし、フランスで合計約1,000万ユーロの新規案件を2件受注することに成功しました。Envacの自動廃棄物収集システムは、要件に応じて、パイプネットワーク内で様々な種類や区分の廃棄物を処理できるよう設計されています。このような先進的な廃棄物管理システムの導入により、病院全体の清潔性と衛生状態が向上し、同時に環境配慮の取り組みも促進されています。具体的には、リサイクルの成果が改善され、廊下やエレベーターを塞ぐ従来の台車がなくなることで、患者、スタッフ、来訪者にとってより安全な環境が実現されています。
Envacのシステムは、密閉式の設計により、感染症の拡散、直接感染、事故などの発生を効果的に抑制することができます。また、投入口にはセンサー式の非接触技術が採用されており、廃棄物が一般ごみ、リサイクル品、洗濯物、感染性廃棄物のいずれに該当するかを自動で識別できるようになっています。
このシステムによって、洗濯物や廃棄物の手作業での搬送を大幅に削減できるため、衛生面でのメリットだけでなく、コスト面での効率化にもつながります。廃棄物の自動搬送によって、洗濯物や廃棄物の輸送・仕分けのために常時必要とされる大規模な病院スタッフも不要になるのです。
Envacは、レンヌの新アルトワ都市圏病院とパリのラリボワジェール - フェルナン=ウィダル AP-HP病院に、最新鋭の技術を導入することになりました。
Envacはこの契約の一環として、両病院でニューマチック式の廃棄物回収システムを導入し、非臨床廃棄物(一般ごみ)や汚れた寝具類の収集を行います。さらに、レンヌの新アルトワ都市圏病院には、感染性廃棄物を専用の配管システムで回収し、院内で非感染性のものに変換する設備も備わります。
これらの新規契約によって、Envacの技術を導入した病院がフランス国内で合計6施設となり、同社のフランス市場における優位性が一層高まることになります。Envacの最先端の廃棄物収集システムは、病院の廃棄物管理プロセスを効率的で持続可能、そして衛生的なものに改善しています。
Envacは、これからも世界をリードする持続可能な廃棄物管理の分野で、その地位を維持していく方針です。