【合肥(中国)2024年4月22日PRNewswire=共同通信JBN】Gotion High-tech(002074)は4月19日夜、2023年の年次報告書を発表しました。同社が達成した営業収益は前年比37.11%増の316億500万元で、営業利益は同390.92%増の9億7500万元でした。また上場企業株主に帰属する純利益は同201.28%増の9億3900万元で、営業活動に伴う純キャッシュフローは同201.86%増の24億1900万元となりました。
またGotion High-techは19日、2024年第1四半期の決算も発表しました。収益は前年同期比4.61%増の75億800万元で、経常外損益を差し引いた上場企業株主に帰属する純利益は、同195.26%増となりました。
年次報告書によると、Gotion High-techの製品出荷高は2023年に40GWhを超え、前年比40%以上の増加となった他、バッテリー価格の落ち込みが続く中、税込みの売上高は同50%以上の増加を記録しました。パワーバッテリーの売上高は同24.72%増の230億5100万元で、エネルギー貯蔵事業の売上高は同97.61%増の69億3200万元となり、売上高に占める比率は21.93%に伸びました。
Gotion High-techはイノベーションの推進を堅持し、研究開発(R&D)投資を増やすとともに、製品技術の開発サイクルであるイテレーションも加速化させます。2023年に同社のR&D投資額は同14.57%増の27億6800万元に達しました。同社のUnified Cell(ユニファイドセル)や円筒型セル4695、半固体式のパンチセル、L300、M600、N300など第3世代のバッテリーセル製品は、安全性やエネルギー密度、電力性能や耐用年数での優れたパフォーマンスが市場から認められています。そうした中、GotionはフォルクスワーゲンからUnified Cellの世界的なサプライヤーに指定されました。同社が自社開発したAstroinnoバッテリーパックのエネルギー密度は190Wh/kgに達します。
Gotion High-techはさらに、グローバリゼーションのための戦略構想を深め続けています。ドイツ、インドネシア、タイ、米シリコンバレーにある4つのバッテリーパック工場での生産が開始され、さらにベトナムや米ミシガン州シカゴ、スロバキア、アルゼンチン、インドネシアの生産拠点での生産体制も徐々に進展しています。Gotion High-techは当初、原材料や電池、バッテリーパックをカバーする海外拠点10カ所を設置し、生産とR&Dの現地化を実現しました。2023年、Gotionの海外での収益は前年比115.69%増の64億2800万元になりました。