【上海2014年10月15日PRN】
*2014年11月、25カ国の190出展者がアジア太平洋地域で唯一の第2回国際児童書展に参加する
*世界と中国の大手出版業者も代表を送る
*プロフェッショナル向けプログラムパッケージには100人以上の国際的著名人のスピーチが予定されている
第2回となる上海国際児童書展(Shanghai World Expo Centre、CCBF)はこの種の催しとしてはアジア太平洋地域で唯一であり、大成功を収める途上にある。
すべてのスタンドは現時点で満席売り切れとなっており、児童書の出版では業界内で世界的名声を博している人々が顔をそろえる。2013年の展示スペースを倍増するため会場を上海ワールド・エキスポセンターに移した。
CCBFは11月20日から22日まで開かれ、中国の上昇しつつある児童書出版部門の内情に関する、配給、権利、販売を含めたワンステップ情報収集の場となる。
出展者は中国の大手児童書出版社が名を連ねている。China Children's Press and Publication Group、Shanghai 99 Readers、New Buds Publishing House、Hunan Children's Publishing Houseなどである。中国の強力なデジタル業界の有力者であるTencent、Dandang、Amazon Chinaの存在は国外からの参加者に中国の児童書出版市場への権利や配給・販売でアクセスできることを保証するものである。
展示会の国際ゾーンは英国、欧州、米国、それに東南アジアの20カ国から参加する世界的な大手出版業者で占められる。
米国からの著名な出展者はCengage Learning、マグローヒル、Scholastic、初出展のThe AZ Group、Victoria Productions、Dancing Penguinである。英国からは出版業者18社が参加。その中にはマクミラン、オックスフォード大学出版局、ピアソン、Letterland、Bloomsburyも出展。他の欧州出版社はイタリアのMoon、ドイツのRavensburger、それにフランスのDargaudとBayard。日本と韓国はそれぞれ国内最大の出版社が出展する。ポプラ社とKywonである
CCBFの展示マネジャー、ランディー・ワン氏は次のように説明する。「中国の児童書出版はこの2年間に2桁の成長を遂げた。年間11%という驚くべき成長率である。2014年上半期だけでもベストセラー100冊で50%の成長を記録した。コンテンツに大きな需要があり、マルチメディアによって喚起されている。中国ではベストセラーのトップカテゴリーに児童書が並んでいる」
▽プロフェッショナルプログラム
CCBFはプロフェッショナルイベントがめじろ押しで、来客に最大限の展示体験をしてもらうように計画されている。中国と国外の100人以上が27のセミナーやフォーラムで発言することになっている。大きなテーマは4つあり、若い読者、業界内部情報、創作者のハブ、それにデジタルマインドである。
Reed Exhibitionsの姉妹ショーであるロンドン・ブックフェアとパートナー関係にあるCCBFは共同でプロフェッショナルフォーラムを主催する。テーマは「メディアを超えた成功のためのパートナー提携:クリエーティブなビジネスのパースペクティブ(Partnering for Transmedia Success: Creative and Business Perspectives)」。フォーラムは半日間の予定で、出席者の理解を最大限に保証するために同時通訳がつく。
▽作者は展示会の中心
展示会は一般にも顔を向けており一般参加者の日を設けており、児童書作家フェスティバルに数千人の参加を見込んでいる。数十人が行う著者サイン会、作者との会話、相互交流セッションなどである。児童文学界の立役者、ブラジルのロジャー・メロ氏(2014年国際ハンス・クリスチャン・アンデルセン・イラストレーター賞受賞者)は3日間数々のライブイベントに参加する。
CCBF マネジャーのランディー・ワン氏は結論として語っている。「2013年にわれわれが築いた固い土台の上に、CCBF2014は地球全体を対象にした児童書出版のすべての側面を網羅するワンストップのビジネスプラットフォームである。出展者は権利取引、出版交渉、直接販売の領域で熱心な消費者の急速に成長する市場で商業的な成功を納めることは確実である」
▽問い合わせ先
Cosmina Li
+86-10-5933-9496
cosmina.li@reedexpo.com.cn
ソース:China Shanghai International Children's Book Fair