 |
【上海2024年4月12日PR Newswire＝共同通信JBN】大手建設機械メーカーSANY Group（SANY）は、クリーンエネルギー技術が主導する新たなインダストリー4.0時代への移行を加速するため、3月に複数の戦略的協力協定を結びました。SANYは今後、新エネルギー大型トラックの電池資産管理とリスク管理の分野で、三井住友グループ（中国）とそのInnovation Laboratory、Panasonic Four-dimensionalとの協力を深め、共同で電池循環経済の開発を推進します。さらにAmbarellaとの協力を通じて、SANYは自動車市場のインテリジェントな開発に注力し、より高レベルのインテリジェントソリューションの進歩を加速し、機械無人（AI）運転の新しい傾向をリードしていきます。
▽グリーンで効率的な未来へ、新エネルギー大型トラック開発を推進
電動大型トラックへの移行は、低排出輸送ソリューションに向けた広範な動きの一環として、中国を含む世界中で加速しています。それにもかかわらず、これらの車両が市場で普及するにつれて、潜在的な採用者は疑念を示しています。これらの懸念は主に、総所有コストに関する徹底的な分析の欠如、長期的な資産価値に関する不確実性、業界内での全体的なリスク管理サービスの欠如に起因しています。
この問題に対処するため、SANY Heavy Truck、三井住友海上（中国）、中国のSumitomo Mitsui Offshore Group Innovation Laboratory、 Panasonic Four-dimensionalは、高度に調整された互換性のある戦略的提携を結びました。各社はそれぞれの専門的な強みを活用し、革新的なソリューションを模索し、将来の協力を深め、拡大していきます。
この協業の一環として、SANY Heavy TruckとPanasonic Four-dimensionalは、電動大型トラックのライフサイクル全体にわたる電池資産管理システムの確立と価値最大化のために、綿密な協議と協力をしていきます。この提携関係に基づいて、三井住友海上（中国）はリスク予防策を積極的に検討し、電動大型トラックの分野に合わせた新しい保険サービスを開発し、その広範な導入と採用に対して強力な保護を提供します。この三者協力は、新エネルギー大型トラック産業の健全で安定した発展を推進し、グリーンで効率的な未来を創造し、脱炭素社会の目標に寄与する強力な提携です。
▽産業インテリジェンス変革の加速: AI制御の新しい波の先駆者
SANYとエッジAI半導体企業のAmbarella（NASDAQ: AMBA）は戦略的提携を結びました。この提携は、世界市場向けの高度なモビリティーソリューションに焦点を当てることを目的としています。SANYはAmbarellaの自動車用 AIドメインコントローラー・システムオンチップ（SoC）の先進的なCV3-AD 群を活用することに同意しました。この提携は、最先端の自動運転ソリューションを開発し、技術検証を実施し、SANYが今後発売する商用と特殊用途の車両にそれらを導入することを目指しています。さらに両社は、高性能で高度に統合された自動運転ソリューションの共同開発で協力し、2025年までに最初の協業車両モデルの生産に導入するという共通の目標を掲げています。
AmbarellaのFermi Wang会長・最高経営責任者（CEO）・取締役・社長は、デジタル化と脱炭素化でのAmbarellaとSANYの連携を強調しました。同氏はAmbarellaのAI SoCの低消費電力、高性能、優れた画像処理能力などの業界をリードする機能を力説しました。また、AmbarellaのCV2シリーズの成功と、高精細地図を使用しないインテリジェント運転機能をサポートする5nm CV3シリーズの高度な機能にも言及しました。
SANYは技術的指導力と品質優位の最前線に立ち、業界内の技術革新を推進することに注力しています。SANYは戦略的提携を築くことにより、脱炭素化とデジタル変革に向けた世界的な移行との調和で自社を位置づけ、環境的に持続可能であり、運用効率の高いソリューションを提供します。その結果、SANYは業界でクリーンエネルギー技術の新時代を先導しています。
