米国バージニア州レストン、2024年4月11日 /PRNewswire/ -- インターネット・ソサエティ・ファウンデーションは本日、研究助成プログラムに向けた2024年度の申請受付を開始すると発表しました。このプログラムは、インターネットの将来および持続可能性に関する重要な課題を調べている世界中の研究者を支援するため、最高50万米ドルの助成金を提供します。
インターネット・ソサエティ・ファウンデーションは、世界中の独立系研究者、非営利団体、公的研究機関に対し、以下のテーマを掘り下げた提案書の提出を奨励しています。
「インターネットの健全性を長期的に保証するには、厳密な研究によって新たな知見を生み出すことが不可欠です」と語るのは、インターネット・ソサエティ・ファウンデーションのSarah Armstrong事務局長。「多種多様な研究者を支援することで、インターネットが社会に与える影響をより深く理解し、それを基に、より公平で持続可能な未来を形成できます。」
「私たちの研究には、技術的な作業、現場の視察、農村部のユーザーとの共同ワークショップが含まれます。グローバルサウス、特に農村部は状況によってまちまちです。大手ハイテク企業のようなやり方で技術を構築しても、ユーザーにとって無関係なものであれば使ってもらえません。インターネット・ソサエティ・ファウンデーションの助成がなければ、この研究を進めることはできなかったでしょう。」- Francis Saa-Dittoh氏、University for Development Studies(ガーナ)(デジタルインクルージョンを進めるためにAIを使用している同氏の研究についてはこちらをご覧ください)。
独立系研究者は最高20万米ドル、組織や機関は最高50万米ドルの助成を受けることができます。
2024年度の研究助成プログラム申請受付の開始日は4月3日、締切は2024年5月14日21:00(UTC)です。
インターネット・ソサエティ・ファウンデーションはオープンアクセス研究を公約に掲げています。助成を受けたプロジェクトはすべて公開され、誰でも自由に利用できるようにしなければなりません。また、研究助成プログラムでは、研究者コミュニティ内の少数派グループからの応募も強く奨励しています。
研究助成プログラムの詳細と申請方法については、インターネット・ソサエティ・ファウンデーションのWebサイト(https://isoc.pub/ResearchGrant)をご覧ください。
インターネット・ソサエティ・ファウンデーションについて
インターネット・ソサエティ・ファウンデーションは、インターネットがあらゆる場所の人々にもたらす「ポジティブな違い」を支援するために設立されました。当団体の慈善活動は、「インターネットをすべての人のために」というビジョンに沿ってアイデアを奨励し、地域社会が進化を続ける世界の課題に取り組むためにインターネットの可能性を解き放つことことができるようにします。また、インターネット・ソサエティの各支部や、オープンかつグローバルに接続され、安全で信頼できるインターネットへの有意義なアクセスをあらゆる人に提供することに尽力する非営利団体や個人に助成金を授与しています。